【こころ #9】サードプレイスと“工賃”ではない仕事
大野 圭介さん(後編)
(中編から続く)
前編・中編を通してお分かりいただいたように、大野さんは、国内のみならず海外でも、実践と学習を繰り返し、そしてまた多様な立場から福祉に携わってこられた。その豊かな経験を振り返りながら、障害のある方を取り巻く現在の環境への懸念を話してくれた。
例えば、かつて住む場(福祉ホーム)や働く場(福祉工場)に次いで日常生活支援・相談・地域交流などを担った『地域活動支援センター』のような「第三の場(サードプレイス)」が必要」と話してくれた。