【こころ #11】誰しも人間一度きりの人生を幸せに
中澤 美和さん(後編)
(前編から続く)
福祉分野に携わるようになって一番の想いは、「偏見をなくしてほしい」。誤解を恐れず言えば、健常・障害に関わらず「誰だって“やっかい”なところはあるはず。」
誰しも家を出るときに一度は鍵をちゃんと閉めたか確認するだろう。中にはそれを何十回も確認してしまう人もいる。「誰しも心配事ってありますよね、それを100倍感じてしまう人もいるんです」。
悩みやストレスが募ると体に蕁麻疹が出る方がおられるとする。「幻聴という言葉だけを聞くと