BIG BOSS新庄の名言、『なりたい！ではなく、なる！』が意味深な件

月曜日は『キャリア』について呟きます。

日本ハムファイターズの新庄剛志監督が、登録名を正式に BIG BOSS としました。その数日前の会見では、『２年間で、プロ野球の歴史を変えます！』と笑顔で語っています。

正直これまで特段のファンでもありませんでしたが、２年後の結果がどうであろうと、具体的で大きな目標を掲げ、チームの雰囲気を一気に変えてしまうリーダーシップは賞賛すべきものと感嘆しています。

昨日朝に放送された『シューイチ』を偶々観ていて、中山秀征と BIG BOSS新庄の対談で素敵な名言を聴くことができました。うろ覚えのイメージですが、備忘に文字起こししておきます。

2020年秋に、選手としての現役復帰を目指して『トライアウト』に参加した。ヒットも打ったが、数日待っても選手として採用の声は掛からなかった。
その翌日から、僕は行動を起こした。
ファイターズの２軍戦やトレーニング場に足を運んで勝手に見学し、自分で監督の勉強を始めた。
昔から、勝手に思い込むことが好き。
『俺はメジャーに行ける！』と思い続けてメジャーに行った。
『俺は監督になれる、なるんだ』と思いながら、１年間、勉強に通い続けた。
誰かが、その努力というものをやっぱり見てる。思うことが大事。めちゃくちゃ大事。
人間って、これやりたいな、あれやりたいなって決めても、やっぱりやったら怒られるとか、周りの目を気にしだす人たちがたくさん居る。僕はそれを気にせず、一回、世に発信するんですよ。
『何言ってんだ、こいつ？』って思われる。
で、そこから一歩踏み出して、恥ずかしくないようにやるっていう性格。

そこでヒデが突っ込みます。
『で、新庄さんはそれを１つ１つクリアしていくじゃないですか。その思いが、叶ったんですね？』
BIG BOSSの答えは…

叶えたんですよ。叶ったんじゃない。
『なりたいんだ！』じゃダメなんですよ。『なる、俺はなる！』
『なりたい！』だと、その過程をちょっと寄り道してしまうケースがある。
『なる！』は、そこに一直線だから、なれるんです。

今までそういう事を言って、なれなかったのはこの間のトライアウト。プロ野球選手になれなかった。でも、今こうしてこのユニフォームを着てる。なんか繋がってる。
小４の時に作った野球チームが、『長丘ファイターズ』。
これも、『北海道日本ハムファイターズ』に繋がっている。人生も、野球も、全部筋書きがある。

先日、谷村新司の名言として、『夢を持った時、すでにその夢は実現している』というお話しを紹介しました。『夢に向かって歩き始め、人それぞれのレベルの差はあっても一つずつその階段を登って行く、苦しくても途中で降りないことが大事…』とも。
そう、『俺はこうなる！』
そのイメージが自身にとっての最高のエネルギーなんですね。

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