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『マスク』の下の感情を読み取る観察力が面接実技で試される件

曜日ごとのカテゴリー、月曜日は本題であるキャリア系のお話しです。

第19回のキャリアコンサルタント試験が近づいています。(筆記&論述試験:3/6(日)、面接実技:3/12(土)~ or 19(土)~)
私が資格取得したのが第13回試験(2019年11月)でしたので、かれこれ2年以上が経過するんですね。その間、コロナ禍云々の事情を抜きにしてもキャリコンとしての活動は全くできていませんが、ただ、ふだんのルーチンで約60名のメンバーと接するなかで、傾聴や共感等のスキルは大いに活用しています。

試験が近づくにつれ、社内・社外でロールプレイング練習会のお手伝いをすることも増えてきました。
ロープレですから本来は対面で実施すべきものではありますが、この2年で Zoomなり Teams等でのリモート面談がすっかり定着していますので、関係者全員が自分の職場や自宅からパソコン相手に練習できる環境というのは、本当に便利だなぁと感じます。

ただし本番の面接実技試験は、このコロナ禍の期間も感染予防対策に努めた上で対面形式で実施されており、たとえ Zoomでの練習会を何十回と重ねていても、対面実技が経験不足だと本番当日の緊張感はいかほどのものかと同情せざるを得ません。
Zoomでの練習会が如何に便利な機会だとしても、対面の息遣い静まり返った会場の空気感は独特のものがあり、それを2~3回しか体験せずに本番に臨むというのはいささか危険かなとは思っています。

加えて、面接実技に於いてコロナ禍独特の事情としては、マスク着用がありますね。
前回試験を受検された方に訊くと、当然ながら受験者自身も、CL(クライアント=相談者)役の方も試験監督官も、室内の全員がマスクを義務付けられている状況との由。昨今の『新しい生活様式』の一環で、面接実技試験さえもマスク着用がデフォということです。

面接でのマスク着用は、CLの感情を拾う為に表情の変化を読み取る情報が制限されます。顔全体の表情が見えず、目と声のトーンだけが頼りになります。つまり、視線の動き、瞳の見開き、声の大小や高低をしっかり観察して、CLの感情の変化を読み取っていく観察力がより一層求められます。
具体的な問題としては、マスクで声が明瞭に聞こえないこととCLの口元が見えないことで、語尾や小声のゴニョゴニョを聞き漏らすことが考えられますね。その時は、『失礼ですが、今、聴き取りにくかったのですが、最後にどう仰いました?』とでも、丁重に(攻め口調に気を付けて)お尋ねする方がいいのかもしれません。
また、聴き取りだけでなく自身の声もCLに聴こえ辛い点は充分に考慮して。只でさえ緊張で早口になってしまいがちなところを、よりゆっくり明瞭に発音する必要があります。
それは質問する時の声のみならず、相槌や感情表現をやや大袈裟にハッキリ伝えてあげることが大事かと思います。

いずれにしましても、3月に受検される社内・社外の同志の皆様、
ご健闘とご好運を、心よりお祈り申し上げます!

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