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『思春期』の対語として『思秋期』という言葉を思い付いたが、既に心理学や歌謡曲で既存であった件

月曜日は自身のキャリアについて語る日

キャリアという程の話しでもないのですが…
とっても素敵な言葉を思い付いて、『すごい!やった!』と小躍りしたのも束の間、ネット検索してみたらとっくに世間に認知されている言葉と判明し、いささか落ち込んでおります。

自身が10代に通り過ぎてきた『思春期』に対して、今まさに50歳代の自分たちが直面し通過しようとしているこの時期を『思秋期』と名付けてみたのですが、WORDで『ししゅうき』と打ってみたら いとも簡単に『思秋期』と変換されてしまい、ガッカリしている次第です。

余談ですが、中学2年生頃に聴いていたアリスのアルバム『アリスⅦ』に『未青年』という楽曲があって、そうか、『未成年』じゃなくて『未青年』なんだ!と谷村新司の造語センスに感嘆した経験がありましたもので、自身が『思秋期』という造語を思い付いたことに興奮し、さてこの言葉をどうやって世間に広めよう?否、売り出そうか?と興奮していたわけです。

谷村新司『未青年』歌詞冒頭

最も古くて有名なところでは、1977年に発売された岩崎宏美の11枚目のシングルレコードのタイトルが『思秋期』(作詞;阿久悠)
その後、1994年の中森明菜をはじめ森山直太朗、宮本浩次ら複数のアーチストによりカバーされている有名曲でした。
他にも、木戸順子の短編小説(2002年)やイギリスのドラマ映画(2011年)等、まぁ多くの方が思い付く程度の言葉ではありました。

ネットで検索すると、『40代から始まると言われる感情の老化』と書かれた記事もあります。

実は私、言葉は思いついたものの、この50歳代ましてや40歳代を『人生の秋』とは考えておりません。
今年7月のプロティアンキャリア協会の課題として某大手食品企業様の『50歳キャリア研修(バーチャル)』をプレゼンしました折に、
『人生100年時代!50歳が人生の秋だなんて思ってませんか?人生折り返しの50歳、まだまだ真夏ですから!』
と豪語しています。
そう考えると、その私自身が自身の年代を『思秋期』と考えたことは、ちょっと後ろ向きだったかなと、少々恥ずかしく感じております。

『思秋期』について述べたネット記事を見て興味深いのは、『思秋期』の人たちの子ども達が、まさに『思春期』真っ只中ということですね。
この場合、『思秋期』は敢えて40歳代と想定することが自然かと思われますが、『1日ごとに身長が伸びてカラダの成長速度に精神の成長がついていかなくてイライラしているティーンズ』と、『1年ごとに性ホルモンが減少し、加えて前頭葉の老化に自律神経がついていけずに日々悶々としている更年期予備軍ないし前期更年期の親たち』…
あ、ここでいう更年期は、男女双方に該当すると考えており、けっして女性特有の課題ではありません。

そうしたホルモンと自律神経のアンバランスさを抱えた両者が、一つ屋根の下で親子関係を築いていくのですから、中高生の子育てというのは極めて脆くて危うい時期なんだなと改めて思います。

私自身の造語にはなりませんでしたが、せっかく『思秋期』について調べてみましたので、思秋期チェックと思秋期を過ごす上で大切なことを、引用しておきます。

これって「思秋期」?あてはまる項目が多かったら要注意
1.新しいファッションに積極的だったのに、同じ格好ばかりするようになった 
2.いつも同じ行きつけの店ばかり行くようになった
3.怒りだしたら止まらない
4.「めんどくさい」「もうこんなことしなくていいだろう」が口癖になった
5.性欲、好奇心がかなり減退している
6.最近は自分から友達を遊びに誘ったことがない
7.友達の自慢話を、昔よりじっと聞いていられない
8.最近、涙もろくなった
9.昔よりイラッとくることが多くなった
10.「この歳で始めたって遅い」とよく思う
思秋期に大切なこととは?
1.美容・アンチエイジング 
2.何歳になっても異性の目を意識する 
3.将来のことを考えておく 
4.新しいことにチャレンジする 
5.ハラハラドキドキする 
6.運動をしすぎない

※美ST ONLINE 2018/12/15を参考

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