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子どもが産まれるということ

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男性目線の不妊治療、妊娠、出産まで書いています。
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#妊活

子どもが産まれるということ⑥ - 出産の日

子どもが産まれるということ⑥ - 出産の日

前回の記事はこちら(準備万端)

妊娠36週と5日目。
予定日より約3週間早いが、
この頃、僕は「そろそろ生まれるのだな」と覚悟をしつつあった。

妻は子宮頸管縫縮術を行い、赤ちゃんが出てこないようにしていた。
子宮頸管を縛っている糸を切るのが36週と5日目だった。
なぜこのタイミングかというと、37週に入ったら正期産といって、いつ生まれても赤ちゃんの今後の発育に問題ない時期に入るからだ。

子宮

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子どもが産まれるということ⑤ - 準備万端

子どもが産まれるということ⑤ - 準備万端

前回の記事はこちら(22の壁)

ようやく28週に入った。
妻のお腹の中の子の内臓はほぼ完成に近づいて、体重も1,000グラムを超えた。生存率95%。生まれたら、生きられる。ホッとした。

僕は仕事をしていたのでそれほど長い時間には感じなかったが、寝たきりの妻はとにかくこの日だけを待ちわびていたようで、深夜0時ピッタリに「28週に入った!」と連絡がきていた。

次の目標は1カ月後の32週。ここまで

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子どもが産まれるということ - はじめに

子どもが産まれるということ - はじめに

8月の終わりに初めて自分の子供が産まれた。

出産予定日が近くなるある日、仕事の帰り道に同僚から言われたことがある。

子供が産まれると自分の世界が変わりますよ

確かにこの言葉は本当だった。
今回の出産を通じて、自分の世界は変わった。
両親からも僕が変わったと言われた。

出産を迎えるまでにも不妊治療、子宮外妊娠など様々な出来事があった。
今回の出産を通じて、多くのことを学び、気づきがあった。

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子どもが産まれるということ④ - 22の壁

子どもが産まれるということ④ - 22の壁

前回の記事はこちら(慣れ)

妊娠検査薬の正確性は99%なので、妊娠しているのは間違いなさそうだ。
だが子宮外妊娠でも妊娠反応はある。

ちゃんと子宮の中で育っているのか、病院で確認するまではわからない。
子宮外妊娠になる確率は1%だが、再発率は10%になるらしい。

以下は病院に行った妻とのLINEのやりとりである。
僕がお世話になっている先輩と食事をしている時に妻からラインが来た。

子宮外妊

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子どもが産まれるということ① - 受け入れがたい現実

子どもが産まれるということ① - 受け入れがたい現実

今回、初めて子どもが産まれて、気づいたことがある。

どんな家庭でも、出産については何らかの苦労があるということだ。
みんながそのことを周囲に言わないので、知ることがないだけだ。

今回の出産で、自分の知り合いにいろいろとアドバイスをもらって、
その人が出産の時にどんな苦労をしたか、初めて知り、発見があった。

人には人の乳酸菌だ。

人の苦労の話を聞いて、自分たちはまだ良い方だ。
と心の支えにな

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子どもが産まれるということ② - 1%の話

子どもが産まれるということ② - 1%の話

前回の記事はこちら(受け入れがたい現実)

前回の検診の結果を受けて、僕も真剣に妊活について考えるようになった。
焦りが出てきたのである。

不妊治療の流れについて、自分なりに勉強した。
人工授精?体外受精?と違いをよくわかっていなかったが、
手法、費用で大きな違いがあるのがわかった。
以下、僕なりの解釈でまとめてみた。

【不妊治療の流れ】

Step1. 基本検査
男女共に検査をして、治療方針

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子どもが産まれるということ③ - 慣れ

子どもが産まれるということ③ - 慣れ

前回の記事はこちら(1%の話)

子宮外妊娠の手術の影響により、2か月の間、妊活ができなかった。
医者に言われていた通り、年齢の問題もあるので早く行動をしたほうが良いのだが、こればかりはしばらく我慢するしかなかった。

そして2か月後、妊活が再度可能になり、二度目の人工授精を再度行ったが妊娠することはなかった。

ある夜のこと。

家で仕事している横で、お風呂上りの妻が鞄に衣類などを詰めていた。

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