いくつかの夢を実際に叶えたお話は、しましたっけ?

わたしの夢……作家になりたい、バイクに乗りたい、自分の力で生きてゆきたい、大学へ行きたい、専門職に就きたい……たくさんありました。そしてたくさんの夢を叶えてきました☆ どうやって実現したのか? 一言で言うと……、







しつこかった(;^ω^) 夢が砕けようがブチ壊されようが「でもまだ終わってないし」ずううううううううっっっっとチャンスを狙っていました(;^ω^) かなりしつこい性格です(;^ω^)

作家になりたいと思ったのは小学生の頃です。でもお話を書こうとしても書けなかった。中学生になっても高校生になっても大人になっても書けませんでした。書きたいことがなんなのか自分でもよくわからないし、書こうとしても言葉が見つからない。でもいいや。わたしはいつか作家になるんだから(←しつこい)。それに他にも実現したい夢はいっぱいあるから、作家になる夢はちょっと横へ置いておこう。

わたしは高卒です。しかも実業高校だったので、五教科は壊滅状態です。五教科の代わりに簿記や情報処理を習っていたのですけれど、そちらも壊滅状態です。簿記なんて二回も受験したのにダメでした(;^ω^) 興味のナイことはとことんニガテです。

高卒のわたしは作家になりたいという夢も持っていましたけれど、何か専門的なお仕事がしたいとも考えていました。無資格の高卒が専門職……ムリです。求人に応募しても書類審査でハネられます。でもわたしは何か専門的なお仕事がしたかった。たとえばネゴシエイター(!!)。テレビで見たアメリカのネゴシエイターは、自殺しようと自分の頭に銃を突き付けている男性を説得して、言葉の力で自殺をやめさせていました。カッコイイ! わたしもこんなお仕事がしたい! でも学歴も資格もない。どうしたもんか?

どうしたもこうしたも学歴も資格もナイのですからムリです。お勉強を頑張って大学に入学して卒業して大学院へ行って修士になって心理士になってから警察あたりに採用されて特殊な訓練を受けてやっとネゴシエイターになれるか、どうか。道のりが長すぎる……。近道はナイんだろうか?(←フツーはねぇよ!)

どうしたもんかと考え続けること数年(←しつこい)、ある日ふと思いました。

「お役所に潜りこんだら、なんとかなるんじゃね?」

人妻になって各地を転々としていたわたしはそう考えました。けれども田舎のお役所はツテとかコネがないとムリな気がする……。よそ者のわたし、しかも無資格で高卒なんて、採用される気がしない。どうしたもんか?

そこから考えること数年(←しつこい)、当時住んでいた市の広報を読んでいたら審議会委員を募集していました。市の緑地化に関する審議会……緑地化が何か知らんが、応募してみよう。緑地化に関する簡単な作文「緑地はするのは良いと思います♪」程度のぬる~い作文を書いて応募したら採用された! 後で知りましたけれど2名募集して応募したのはわたし一人だったそうです(;^ω^) しかも審議会はお飾り程度のもので、会合に出席したのは1回だけ。出されたペットボトルのお茶(←唯一の報酬。他の報酬はない)を飲んでいるうちに終わってしまった。そして1年の任期も終わってしまった。

何もしないまま数年が過ぎ、小説を書こうとしても書けず、なんだかな~と思っているうちに離婚だか結婚だかどっちかおぼえてないけどアレコレして引っ越したりしていると、住んでいる市の市役所で相談員を募集していた。相談員! しかも学歴不問! わたし、このお仕事がしたい! ところがその時は募集期間が終わっていて、応募することさえできなかった。いいよ! わたしはあきらめないよ!(←しつこい)それから2年間、ずうっと広報を見続けて再び募集されるのを待ち続けました。

ある日いつものように広報をジロジロ見ていると、その相談員の募集があった! キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! わたしは張り切って履歴書を書きました! そして職業の経歴欄に「〇〇審議会の審議委員をしていました」そう書いた。審議会で何もしていないけれどウソじゃない!

どうやらコレは大きな採用理由になったようです。どこの何者かわからんが審議会で委員をしていたというコトは、それなりに信用できるヤツだと誤解された。ww フツー、委員さんはその筋の有能な方へ行政機関が「お願いです! 委員さんになってください!」そう依頼してなるものなのです。だから委員だと言うと箔がつく。ところがわたしは自分から手を挙げて委員になった。ぜんぜん事情はちがうのですけれど、委員だったのはウソじゃねぇ!! そして晴れて相談員になりました!

ラッキーだったのは職場の皆さんが親切にお仕事を教えてくださったことです! 右も左もわからないわたしに丁寧に優しく教えてくださった。そして何千枚という報告書を書きまくったわたしは、メキメキと文章力を身に着けました! でもまだ小説は書けない……。いいよ! 作家になる夢はあきらめないから!(←しつこい)

そこはたまたま無資格でもできる相談員でしたけれど、他の部署はちがいます! 大学卒は当たり前、他にも介護士や福祉士の資格を持っているのも当たり前、っていうか心理士さんは大学院を卒業しないと心理士の受験資格が発生しません。院を卒業して受験してアレコレしてやっと心理士さんになることができる。みんな、すげぇな……。どんだけお勉強してきたんだ??

お仕事はやりがいもあって好きでしたけれど、壮絶なパワハラで心が折れて退職しました。いいよ。夢だった自殺相談で何人も思いとどまらせることができたし、夢は叶ったから。

無職になってお話を書いてみたら、面白いお話が書けた! 役所でアホほど固い公文書をアホほど書いたのが役に立った! そのお話が大賞を受賞して作家デビューとなります! 長かった! 37年超しの夢が叶った!!

デビューはできたが、お仕事はどうしよう? そう思っていたら以前にいっしょに働いていた方から「別の部署の相談員にならない?」そうお声を掛けられました。前の仕事も報酬は破格でしたが、さらに破格の報酬!! 

でもそのお仕事は最低でも大学卒、さらに福祉関係の資格を持っていないとダメでした。そりゃ、そうだ。仕事の内容は児童虐待のある家庭のDV相談です。児童虐待だけでも重篤な問題ですけれど、さらにDVが加わる。そしてわたしはDV対応の相談員です。経験も実績もあるが、学歴も資格もナイ。一応相談員のお仕事を始めた後に通信の大学で学びましたけれど、お仕事に必要なお勉強をしたら、他の学科は興味がなくなってぶっちぎっていたらいつの間にか除籍されていたんです……(;^ω^) ぜんぜん要件を満たしていない。

お仕事はできますけれど、あきませんやん。どうなさいますのん?

するとウルトラCの超絶超法規的措置が取られました!

お役所なのでフザけたことはできません。募集要項には四角四面な言葉で厳密に条件が書き連ねてあります。しかし最後の一文がすべてをひっくり返した!

「または市長が特に認めた者。」

つまり学歴や資格をすっとばして、市長が特に認めた場合はOK!という一文でわたしは採用されたのです!! すげえええええええええ!!

このお仕事、すごく珍しいお仕事でした。全国でその相談員は2千人くらいしかいない。もちろんわたしが住んでいた市には、わたし一人だけです。めちゃめちゃレアな専門職! 専門職に就きたい夢が叶った!!

夢は叶ったし市長が認めてくださった以上は本気出してお仕事したので実績は残せましたけれど、ここはたった1年で退職しました(;^ω^) 壮絶ないじめに遭って心が折れた(;^ω^) でもいいよ! 専門職に就きたいという夢は叶ったから!!

バイクに乗りたいは夢10年、大学へ行きたいは夢17年、専門職に就きたい夢は28年、作家になりたい夢は37年、自分の力で生きてゆきたい夢は50年……ずうううっと夢を見ながら生きてきて、一つひとつ叶えてきました☆ そしたまだまだたくさんの夢があります☆ 年齢はあきらめる理由になんてなりません! これからもたくさん新しい夢を見つけてゆきます☆

夢を実現するたった一つの方法。それは……、


「しつこいこと」wwwwwwwwwwwwwwwwww
そんだけwwwwwwwww

ここまでお読みくださって、ありがとうございました(^▽^)/
あなたの夢がたくさんたくさん叶いますように☆


サポートも嬉しいですけれど、拙書「姫さまですよねっ!?」をぜひご笑覧くださいませ(^▽^)/ 愉快で楽しい本です♪♪