読書をしたら、必ず感想文を書こう
本を読んだら、
必ず感想文を書くようにしましょう。
なぜなら、感想文を書くと、
書かない場合よりも
本の内容が記憶に残り、
自分自身の血肉になるからです。
そして、『書く』ということが、
脳幹網様体賦活系(RAS)という、
神経のネットワークが刺激されるためです。
RASが刺激されると、
脳は対象物に対して積極的に
情報を収集しようとします。
つまり、注意のフィルターを
ONにするということです。
今回の記事では、樺沢紫苑さんの
『学びを結果に変えるアウトプット大全』
から学んだ内容の中から、
アウトプットの効果、
その中でも特に『書くこと』の良さ、
そして読書感想文のフォーマットを
ご紹介します。
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どうして感想文を書くべきなのか?
覚えたい内容を記憶に定着させるためには
アウトプットが最も効果的です。
つまり、読書(インプット)した内容を、
記憶に定着し、自分のものにさせるには、
読書の感想文を書くことが
最も適しているのです。
インプット:アウトプット比は3:7。
もし、アウトプットする時間がなければ、
インプットを減らしてでも
アウトプットをしましょう。
どんなにたくさんインプットをしても、
アウトプットしない限り
すぐに忘れてしまいます。
つまり、アウトプットしないインプットは
意味がないのです。
(樺沢紫苑『学びを結果に変えるアウトプット大全』より引用)
今までの受験などでも
インプット偏重の勉強しか
したことがなかったので、
かなり驚きました。
しかし、
言われてみれば何冊読んでも、
『読んだだけ』では、
相当強烈な内容でないと
記憶に残っていることはありませんよね。
『書く』ことの効果
『書く』という行為は、
脳幹網様体賦活系(RAS)という、
神経のネットワークを刺激します。
RASが刺激されると、
脳は対象物に対して積極的に
情報を収集しようとします。
つまり、
脳のフィルターがオンになり、
情報を拾いやすくなるのです。
例えば、読書の際に
本に気づいた内容や、
気になったことを書き込んだり
線を引いたりする行為や、
本を読む前に、
知りたい内容を紙に書いておく
などの行為。
これらの行為においても、
RASが刺激され、
積極的に情報を拾うことができるのです。
著者が主張したい部分を
あえて太文字にするのも
この効果を引き出すためですね。
そして、『書く』という行為は
情報を何度も使うということ。
脳に入った情報は、
脳内の海馬という場所に仮置きされます。
そして何度も使われる情報は。
側頭葉にに移管され長期記憶となります。
つまり、書くという行為を通して、
何度も記憶が使われることで、
記憶が定着するのです。
感想文を書く際のフォーマット
『学びを結果に変えるアウトプット大全』
の中で紹介されていた、
感想文のフォーマットをご紹介します。
初心者でも10分で感想文が書ける、
簡単なテンプレートです。
読書感想文テンプレート
【ビフォー】
↓
【気づき】+【TO DO】
例えば、以下のような感じです。
【ビフォー】
読む前は〇〇だった
【気づき】
本を読んで△△に気づいた
【TO DO】
これから□□についてやってみようと思う。
そして、慣れてきたら
それぞれの箇所に肉付けをし、
文章の内容を厚くしていきます。
これまで感想文を書く習慣が
ない場合は、
それぞれ1行ずつから始めると
はじめやすいですよ^^
まとめ
読んだ本の内容を血肉にしたければ、
読んだ内容をアウトプットしましょう。
読書の際にメモを書いたり、
アウトラインを引いたりすることで、
RASという脳のネットワークが刺激され、
欲しい情報が探しやすくなります。
また、読書感想文を通して、
記憶を何度も使うことで
読んだ内容を長期記憶にすることができます。
そして、
アウトプットが大事なのはわかった!
今すぐ読書感想文を書き始めたい!!
という場合は、
【ビフォー】+【気づき】+【TO DO】
の3点を1行ずつ書いてみましょう^^
私自身の感想としては、
『学びを結果に変えるアウトプット大全』が
ずっと売れているのは知っていましたが、
知っている内容ばかりだと思い
あえて読んでいませんでした。
しかし、読んでみると、
書くことが脳にどのように
影響を及ぼしているか、
実際にどのように書けば良いか、
など新しい発見もありました。
何事も、思いこみで決めつけてしまわず、
中身を確認して判断することが
大切ですね、、、^^;
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