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ミクロは中二病

ミクロは中二病。

ブレイディみかこさんの
ぼくはイエローでホワイトで、
ちょっとブルー 2

に載っていた一言です。

やはり、この本は
日常のいろいろなことに
気付けるなぁ・・・
と感じた一文でもありました。



ミクロは中二病

ブレイディさん家族が
家の中のいらなくなったものを
業者の回収に出すために、
玄関先に置いていたところ、

鉄屑などを集めていた
ルーマニア人のファミリーが
玄関先の不用品を
持って帰ろうとした・・・

というのが始まりの、
ブレイディさん家族と、
ルーマニア人の家族の話です。


簡潔に述べると、
不要なものを持っていってくれて
ブレイディさん家族は
助かっていたし、

ルーマニア人家族も
それで満足していました。

しかし、彼らが
近所の人たちのものまで
持っていってしまい、
それで苦情を言われたのがきっかけか、
彼らの諸事情がきっかけか、
パッタリと回収に
来なくなってしまいました。

それ以来会えない日が続いたのですが、
ルーマニア人家族の息子が、
あることを理由に
回収したものの一部を返却に訪れました。

一連の「不用品を出し、
不用品を必要な人が持っていく」
という循環のサイクルを、

単に循環のサイクルとみなせば
感情は伴いません。

しかし、ブレイディさんの息子さんは、
関わる人たちの心の動きや、
不用品を分別する時の自分の気持ちに
少しセンチメンタルになって
考えていました。

単純に循環のサイクルとみなす
マクロの視点と、
感情もひっくるめて考える
ミクロの視点。

私は、どちらかというと
マクロの視点で見てしまい、
大人になったのかなぁ・・・
と考えさせられる話でした。



そして・・・

1作目と変わらない内容だったら・・
と思い、購入を戸惑っていましたが、
第二章以降も気になるので、
購入することに決めました。笑



おまけ:本を立ち読みしまくれる方法

本好きとか言っていたのに、
新潮社さんの試し読み機能を
ほとんど使ったことが
ありませんでした・・・

めちゃめちゃ便利です。
なんなら、試し読みだけで
全部読んだ気にもなれる。笑



こちらは、今回読んだ、
ブレイディみかこさんの
ぼくはイエローでホワイトで、
ちょっとブルー 2
』。

そのほかにも、
新潮社さんの書籍、
例えば、
ベストセラーの『スマホ脳』や、
ハライチ岩井さんの本、
カミュの『ペスト』などなど・・・

1章まるまる読み放題で、
1日中、いや1週間くらいなら
試し読みできるんちゃうか
というレベルの充実度です。

試し読みトップページの
ヨシタケシンスケさんのイラストも
最高です。

スクリーンショット 2021-09-30 11.14.21

新潮社HPより引用



最近読む本がない、
読みたい本もない!
でも何か読みたい!!


そんなあなたは、
是非WEBで立ち読み
しちゃってくださいね。



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