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その問題は、「向き合うべき問題」なのか?

毎日毎日、
答えのない問題に
向き合う日々。

「どうしたらいいんだ〜」
と思いながら、
「解決方法がない」または、
「○○しか解決方法がない」
と思い込んでいませんか?

あなたは問題解決の前に、
その問題に向き合うべきか?
ということは考えましたか?

人間の力の施しようのない
天気を変えるような、
誰にもできない問題を
解決しようとしていませんか?

また、
誰かが答えた問題を
わざわざ考え直そうとしていませんか?

限りあるあなたの時間を
無駄に使わないために、
問題にぶつかったら、
まずは問題を整理してみましょう。



答えがわかっている問題か、そうでない問題か?

社会人になってから
直面する問題の多くは、
答えがわかっていない問題です。

「売上が伸びない理由」や、
「経済状況が悪化した理由」
など・・・・
複雑でたくさんの要素が
影響している問題のことですね。

一方、
商品の名前や、歴史家の名前、
マニュアル化された商品の作り方など、
誰かが既に答えを出している
問題もあります。

それらの問題を、
あなた自身が
考え直すことは時間の無駄です。

もし、このような
問題にぶつかってしまったら、
無理に考えずに、
調べてしまった方が早いです。

その問題は、
「答えがあるか」
「答えがないか」
まずは分類してみましょう。



あなたが関わるべきか?

起きている問題は、
あなたが関わることで
状況が改善する問題
ですか?

例えば、
あなたが交渉に長けた
サラリーマンで、
あなたが商談に同行することで
相手との交渉がうまくいくなら
それはあなたが関わるべき問題です。

一方で、
あなたが苦手な分野にも関わらず、
商談に同行し、
先方から質問を受けてしまったら・・・

最悪の状況が想像できますね。
誰も得をしない
カオスな状況になってしまいます。


社会人になると、
自分の意思に関係なく
問題に巻き込まれることが
よくありますが、

関わる前に、その問題が
あなた自身が関わって
よくなるものなのか?
考えてみてください。

よくならないのであれば、
関わらない方が、
誰も損をしません。

それに、あなたが問題解決できず
申し訳ない気持ちに
なることもありませんしね。



事実か?問題か?

降っている雨を
止ませよう・・・・

と、起きてしまった不変の事実を
変えようとしていませんか?


起きてしまった不具合、
起きてしまったクレーム、
いずれも
既に起きてしまった事実です。

解決するための
原因の追求や反省は
必要ですが、
事実そのものを
変えることはできません。

事実は素直に受け入れ、
解決策、改善策を
考えることに徹しましょう。


学生時代の成績や、
生まれつきのルックスなど
大人になるにあたり
様々な事実を
受け入れていると思います。

それと同様、
ビジネスや私生活においても、
事実と問題を切り分け、
対応するようにしましょう。




終わりに

問題解決において、
あなたが向き合っているのは、
解決できる問題か?
そもそも解決出来ない問題か?
あなたが関わるべきか?
それは、起きてしまった事実か?
など・・・・

問題の分類が、
まずは必要です。

様々な難題に
取り組むことも大切ですが、
そもそも、解決すべき問題か?
ということは
問題解決において、
大切な指標だと思います。

そして、限りある労力を
他のことに費やしましょう。

問題の分析・・・
あなたの貴重な労力を
無駄にしてしまわないためにも、
ぜひ意識してみてくださいね^^



今回参考にした本はこちら

西村博之さんの
ひろゆき流 ずるい問題解決の技術』です。


論破王として有名で、
様々な番組に
コメンテーターとして
出演されている西村さんですが、
実は問題解決が
最も得意なのだそうです。

様々な問題に、
面白そうに向き合うように見える
彼の頭の中は
一体どうなっているのか?

という疑問から、
本を読んでみましたが、
問題解決の方法はもちろん
問題に向き合う方法
特に印象的でした。


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