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「組織のネコ」だと自覚できれば、仕事のストレスを減らすことができる

【組織のネコ度チェックリスト】

① 「仕事は苦役であり給料はガマン料」
 という考え方にモヤモヤを感じる 

② お客さんに喜ばれない(意味のある価値を提供しない)
 仕事はやりたくない 

③ 指示された範囲外(KPI* と直接関係ないこと) でも、
 よいと思ったことはやる 

④ 自分の信念に反する指示は、
 しれっとスルーすることがある 

⑤ 肩書きや出世競争を勝ち上がることに、
 興味がない 

⑥ 向いていないし
 自分でなくてもよい仕事を
 ずっとやらされるのは、ムリ 

⑦ 社内キャリアの
 レールの先に到達している人の
 姿にワクワクしない 

⑧ 失敗しないことより、
 怒られたとしても
 チャレンジすることのほうが大事 

⑨ 群れに組み込まれるのがニガテ 

⑩ 同調圧力をかけられるのも、
 かけるのもキライ 

仲山進也
『「組織のネコ」という働き方
「組織のイヌ」に違和感がある人のための、
成果を出し続けるヒント』より


おめでとうございます。
上記のチェックリストに
1つでも当てはまったあなた。

あなたの本質は、
「組織のイヌ」ではありません。

自分の意志と使命を持った、
組織のネコ」です。


あなたが、これまで組織で働くことに
感じていたストレスは、
「組織のイヌ」のフリをして
頑張っていたからでしょう。

仲山考材株式会社の代表取締役であり、
楽天大学学長、
そして「組織のネコ」の最終形態、
「組織のトラ」である
仲山進也さんの書籍から得た、
組織のネコという生き方」を
共有したいと思います。



組織のネコとは

仲山進也 『「組織のネコ」という働き方
「組織のイヌ」に違和感がある人のための、
成果を出し続けるヒント』より

組織のネコとは、
上記のマトリクスの中では
右下に位置する、
「自分に忠実」なタイプです。

「組織のイヌ」と
真逆のタイプと考えれば
わかりやすいでしょうか。

特徴は、冒頭の
ネコ度チェックリストと
同じです。


会社の同調圧力、
右向け右の性格に、
ストレスを感じているあなた。

なんとなく、
会社に忠実なつもりで
振る舞っているけれど、
それに何か違和感を感じるあなた。

それはおそらく、
イヌのフリをした
ネコだからかもしれません。

自分は組織のネコで、
集団行動や、
型にはめられることが苦手だ、
と認めてあげることで、
集団で感じるストレスは
かなり削減されるでしょう。

なぜなら、
あなた自身が
そういう性質だからです。

性質(≒性格)は、
簡単に変えることはできません。

で、あれば、
あなたが感じているストレスは、
あなた自身の性質を
認めてあげることで
緩和されるのではないでしょうか。




組織のネコが目指すべきはトラ?

そして、組織のネコが
ハイパフォーマンスになった状態、
いわば最終形態が、
組織のトラ、トラリーマンです。

トラリーマンという言葉は
あなたもご存知ではないでしょうか?

そうです。
投資家の藤野英人さんが
度々話されていますよね。

群れず、自由に生きながら、
強さも持っているのが
虎ですが、
その虎のように働けるのが
トラリーマンです。

現在、「組織のイヌ」ではなく
「組織のネコ」として
働くあなたが目指すべきは、

敷かれたレールの上を
受け身で進み続けることではなく、
「トラリーマン」として、
自由に、強くなることかもしれません。


トラリーマンの働き方を
もっと詳しく知りたくなったら、
仲山さんの書籍、
『「組織のネコ」という働き方』
を読むか、

Biz/Zineという
ウェブマガジンがおすすめです。

すぐ読めるので、
まずはBiz/Zineが
いいかも。


ちなみに、書籍には、
レオス・キャピタルワークスの
藤野さんをはじめ、
琉球銀行の伊禮さん、
野村総研の斎藤さん、
電通の倉成さんなど
多くのトラのエピソードが
書かれています。




組織のトラになるためのフェーズ

最後に、
どうやったらトラになれるか?
という道筋をご紹介します。

仲山さんの書籍の中で、
「働き方の4ステージ、
『加減乗除の法則』」として
紹介されているものです。

働き方の4ステージ、『加減乗除の法則』

【1】「加」ステージ
できることを増やす
苦手なことをやる。
量稽古。

☆仕事の報酬は「仕事」

【2】減ステージ
好みでない作業を減らして、
強みに集中する

☆仕事の報酬は「強み」


【3】乗ステージ
磨き上げた強みに、
別の強みを掛け合わせる

☆仕事の報酬は「仲間」

【4】除ステージ
(因数分解して)1つの作業を
していると複数の仕事が
進むようにする

☆仕事の報酬は「自由」

仲山進也
『「組織のネコ」という働き方
「組織のイヌ」に違和感がある人のための、
成果を出し続けるヒント』より

勘の良いあなたは、
もう気づいたはず。

そうです。
トラリーマンは、
上記のステージでいくと
「除ステージ」。

そして、世の中で
活躍して「自由に働いてそう〜」
な人たちも、みんな
「除ステージ」です。

ここまで言えば、
わかると思いますが、
「除ステージ」に至るまでに
みんな自分の強みを見つけるため
なんらかの努力をしています。


「組織のネコ」として、
同調圧力に違和感を
感じているあなたも、

もし「トラリーマン」を
目指すのであれば、
それに向けた積み上げが
必要になります。

ただ、ダラダラ努力するのは
大変ですから・・・

やりたいことが決まったら、
そのための積み上げを
頑張る時期を
自分で決めるのもアリかも
しれませんね^^




「個」の時代にあえてサラリーマンという選択肢を選ぶ

昨今、所属する「組織」の強さよりも、
1人1人の「個」が
重要視されるようになりました。

そんな中で、
「個」を強めようと
とりあえず起業、
とりあえず副業せねば・・・

という変な焦りを
持っていないでしょうか?

目的、目標がないまま
起業、副業をしても
なかなかうまくはいきません。

しかも、
本業が好きであれば
なおさらです。

もし、そのような状態であれば
まずは今の組織の中で
自分ができること、
お客様に喜んでもらえること
をやってみましょう。

トラリーマンになって、
自由に働き、かつ
高いパフォーマンスを
出せるようになれば、
それは立派な「個」を
もったことになります。


また、現在そこまで
高い目標はなくとも、
「組織のイヌ」であることに
違和感を感じているあなた。

その違和感は
間違っていません。

「組織のネコ」ということを
自覚して、
自分に合った働き方や
目標を見つけるのが良いでしょう。

組織のイヌが悪くて、
ネコが良いというわけでは
全くありません。

しかし、人には
向き不向きがあるので、
それを理解するだけで
気持ちがかなり楽になりますよ。




↓今回紹介した書籍

今回紹介した書籍・・・
Kindle版半額でした…
(2022年2月18日現在)

一昨日はほぼ定価だったのに😂
文章も簡単で、
タブレットでも読みやすいので、
今回の書籍はKindleがオススメです。

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