見出し画像

『事実』を正しく見る大切さを知ってもらうために、読んでほしい本


子供に読んで欲しい本、
記念すべき一冊目はこちら。

言わずも知れた現代の名著、
FACT FULNESSです。

読んで欲しい理由は、
この本を読むことで、
『事実に向き合うことの大切さ』
を知ることができるから。



どうして読んで欲しいのか?

冒頭にも記載した、
『事実に向き合うことの大切さ』
に加えて、

『謙虚さと好奇心』を持って
人生を歩んでもらえたら、
という思いからこの本を選びました。


例えば、
メディアの仕組みとして
良いニュースよりも悪いニュースの方が
取り上げられやすいことや、

人は、悪い噂やゴシップを
好む(よく耳にする)傾向がある・・・

など、知らなかったら
自分が聞いた悪いニュースが
世の中の全てだと勘違いしてしまいます。


もちろん、
ただただ楽観的すぎるものの見方は
リスク対策の面で良くないですが、

ネガティブな思考に囲まれ、
それが全てだ、と思い込むことは

思考停止に繋がってしまったり、
広い視野を持てなかったりする恐れがあります。


良いものは良い、
悪いものは悪い、


それらを1つの事実として
フラットな目線で読み取り、
自分自身で考えて欲しいと思っています。


そして、自分自身の知識の偏りも
理解するようになり、

『わからないものはわからない』
と素直に言うことができ、
謙虚に、そして好奇心に貪欲に
生きてもらえたら嬉しいです。



超ざっくり本の内容

物事を正しい見方で見る10の方法
①大半がどこにあるのかを探す
②悪いニュースの方が広まりやすい
③データの推移は直線ばかりでないことを知る
④リスクを正しく計算する
⑤1つの数字を見るのでなく、比較する
⑥現状の分類があっているかを疑う
⑦変わらないものはないことを知る
⑧1つの知識が全てに応用できないことを知る
⑨問題が起きたとき、システムが悪い場合が多いことを知る
⑩焦らずに、小さな一歩を重ねる

これらの10の方法を、
1つ1つ世界で起こっている
具体的な実例を元に解説されています。


いずれも意識して物事を見ることで、
普段からいかに間違った思い込みで、
物事を見て判断しているのかがわかります。


最近でも、コロナウィルスの流行や
経済の停滞など、
様々なネガティブニュースがありますが、

それらのニュースを見るときも、
実際の数字をきちんと確認し、
比較をしながら理解を進めると、
正しいリスクを知ることができます。


また、広く物事を見ることで
IT業界や流通業界の急速な発展など
ネガティブな状況ばかりでないことも
知ることができます。


間違った思い込みを取り払い、
正しく現実を見る、
その方法が書かれた1冊です^^




18歳くらいまでに見てもらえたら嬉しいなぁ

とはいえ、小学校低学年で
はいどうぞ!
と渡して、理解するのは難しいです。

少なくとも、私は
小学校低学年の頃は
字がたくさんある本は読めませんでしたw


また、事実と向き合う、
といっても、そもそもニュースや
世の中の不条理にすら触れられていない、
そんな可能性もあります。


なので、
高校を卒業する18歳くらいまでに、
『世界って、夜中ってこんな感じか〜』
くらいの気持ちで読んでもらいたいです。


少しでも読んでいれば、
脳の端っこの方に記憶が残るので、
何かあった時に思い出してもらえると、
救ってくれるきっかけになるかと。



10年以上先の話なので、
この本も改訂版が出ているんだろうな^ ^

この記事が参加している募集

読書感想文

サポート不要です!応援したい方がいればぜひその方を応援してください!「応援」という貢献があなたをポジティブにします