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読書感想文

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ざっくりと本の内容を知りたい方や、雰囲気を知りたいあなたにお勧め。 ヘッダー画像を本のタイトルにしているので、気になる本を選んでご覧ください。
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#おうち時間

「他所の子供と比べる」のではなく、「親の予習」が何より大切

人間の子どもが成長するということは、 数百年前から変わっていません。 「子どもはどのように成長していくのか?」、 これを知っているかどうかで、 子育ては大きく変わります。 子どもが必死にやっていることが、 単なるイタズラではないということが 事前にわかっている、 そうです、 あらかじめ知っていること、 つまり「親の予習」が大切なのです。 藤崎 達宏 『0~3歳までの実践版 モンテッソーリ教育で才能をぐんぐん伸ばす!』より引用 子供の成長に関しては、 他の人と比べるこ

ちょっと気合を入れて読む本ってありませんか?

私にとってのその本が、 こちらの1冊。 左右社さんから出版されている、 『仕事本 わたしたちの緊急事態日記』。 印象的なタイトルと、 ブックカバーに惹かれて即購入。 したのはいいものの・・・ ページをひらけば開く程、 色々な人のリアルを感じられ、 思わず本を閉じてしまいました。 が、気合を入れて再読。 コロナウィルスが流行り始めた、 2020年の4月の緊急事態宣言の 仕事を取り巻く様子が、 パン屋、ミニスーパー店員、 専業主婦、タクシー運転手、介護士、 留学生、馬

断捨離の本質は「空間と心の新陳代謝」

断捨離やミニマルライフなどがブームになり、 10年近く経ちました。 最近では、 コロナ禍で生活や経済が 大きく変わったことにより、 ブームが再来しているようにも感じます。 が、断捨離には ブーム以上に大切な本質があります。 その本質を、 やましたひでこさんの、 『人生を変える断捨離』 から得ることができました。 断捨離は、 本質を理解してこそ、 効果を感じることができます。 「新陳代謝」が断捨離の本質断捨離の根本にある考え方は 「新陳代謝」です。 住空間は常に代謝

ミクロは中二病

ミクロは中二病。 ブレイディみかこさんの 『ぼくはイエローでホワイトで、 ちょっとブルー 2』 に載っていた一言です。 やはり、この本は 日常のいろいろなことに 気付けるなぁ・・・ と感じた一文でもありました。 ミクロは中二病ブレイディさん家族が 家の中のいらなくなったものを 業者の回収に出すために、 玄関先に置いていたところ、 鉄屑などを集めていた ルーマニア人のファミリーが 玄関先の不用品を 持って帰ろうとした・・・ というのが始まりの、 ブレイディさん家族と、

お金には使うべきタイミングがある

ビル・パーキンスさんの、 『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』 を読み、 お金を使うべきタイミング について考えさせられました。 もし、漠然と「老後の不安」 を抱えて、貯金しようとしているなら、 考え直した方がいいですよ。 お金をたくさん持ってどうすんの?副題でもある「ゼロで死ね」 はまさにその通りで、 死ぬ時にどれだけ財産を 残しても意味がないのです。 今、 「子供への財産は?」 と思いましたよね。 しかし、例えば95歳で死んだ

老いてからの読書を考えてみる

タイトルと、変わったフォントの 表紙に惹かれて購入した、 津野海太郎さんの『最後の読書』。 自分では想像もつかなかった、 「老いてからの読書」を 考えるきっかけになりました。 この記事では、 「老いてからの読書」を あなたと一緒に 考えていきたいと思います。 老いてからの読書には過去が反映される年齢はどうあれ、 ひとは、それまでに彼が生きた 過去の体験の集積を 丸ごとひっかかえて本を読むし、 読むしかない。 そして老人と老人以前とでは、 単なる事実として、 その集

都築響一さんから学ぶ『リアル』

クイズに、動物ものに、 録画が中心の音楽ものばかりの 無難なテレビ番組。 毎年同じ企画の繰り返しで 違うものを読んでも 大体同じに見えてしまう雑誌。 そんなメディアから影響を受けて 大体同じような格好で 同じようなメイクをする私たち。 あ〜面白くない。 そんな時に、ある意味刺激的で、 ある意味リアルな、 着飾らない本質を見せてくれる1冊。 都築響一さんの著書、『圏外編集者』。 無理矢理同じようにさせようとする 同調圧力から、 少しだけ離れられるような言葉を たくさん

本を読む子は『学習言語』が身に付いている

コミュニケーションの道具としての 機能を持つ生活言語は発達させても、 思考の道具としての学習言語を 発達させていないと、 日常会話はできても思考力がない。 そのため学校の授業ばかりか、 自分の内面の繊細な思いや 抽象的な考えをうまく表現できない、 というようなことになってしまう。 榎本博明『読書をする子は○○がすごい』より引用 最近読んだ、榎本博明さんの 『読書をする子は○○がすごい』 を読んでみました。 読書をする子は、 読解力や、語彙力、想像力が すごいんだろう

20年後は明るくない。私たちに出来るのは準備すること。

成毛 眞さんの『2040年の未来予測』、 読む前から日本の20年後は明るくないと 思っていましたが、やはり・・・ という印象でした。 しかし、本を読んだことで、 少し明るい気持ちにもなれました。 その理由は2つです。 ①IT技術と医療の進歩 ②日本にしがみつかなければ良い  という選択肢があること 日本の未来が明るくないと感じた 原因でもある、 日本の経済と天災に関して触れ、 唯一の光でもあるITと医療の進歩 について触れてみたいと思います。 事実を知り、将来を自分

さくらももこさんはアウトプットの天才

『ももこの世界あっちこっちめぐり』 を読み、さくらももこさんは 日常の些細なことや気持ちの変化を 面白く言語化する天才だと感じました。 旅に興味があるあなたは勿論、 文章を上達させたい人にも ぜひ読んで欲しい一冊です。 旅がしたくなるのと同時に、 アウトプットの凄さを感じられますよ。 どんな本? この本は、さくらさんが 短期間の間にスペイン、イタリア、バリ、 アメリカ西海岸、パリ、オランダ、ハワイ の7カ国に行かれた旅が綴られた本です。 これらの7カ国といえば、 観光

『自分』をマーケティングしよう

タイトルに惹かれ、 ジャケ買いしてしまった1冊、 『マーケターのように生きろ』。 マーケターのように生きろとは、 マーケティングの考え方を 実生活でも活かすということか? と内容が想像できます。 そして、 まさにその通りの内容の1冊でした。 良くも、悪くも、想像通りです。 マーケターのように生きるとはどのようなことか?一言で言ってしまえば、 マーケティングの思考を 実生活(キャリアや人間関係) で生かすということ。 ただ、昨今の『個の力』が 重要視されつつある世の中に

自己紹介がわりに・・・これまでに読んだ本全部載せます

noteを読んでくださり、 ありがとうございます! これをテーマに、 本のおもしろさが あなたに伝わることを夢見て 日々noteを書いています。 この記事では、 私がこれまで書いた書評 (というか読書感想文) をまとめています。 気になっている本があれば、 このショートカットキーで、 で気になる本のタイトルを 検索してみてください。 あなたの興味が広がるきっかけになれば とても嬉しいです。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ \更新中:読んだ本/1.急に売れ始めるにはワ