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あの頃に戻りたいと思っても
何も戻っては来ない

摩擦は加速してため息を地面に叩きつけ
そして風がそれをさらっていくことはない
重みは増してまるで生理痛のように理不尽に苛む
偏頭痛は気まぐれで飄々と飛び回る

あの頃に戻りたいと思っても
何も戻っては来ない

無理を否定して夢を握って
手書きの地図はどんどん滲んで道なんてどこに
一緒に描いたはずなのに壊れた糸は光のように暗い

何を 探せば 何を 見つけられたら また君に会える?

明日なら何か変わるのか
闇に沈めた今日を
闇に食われた昨日を
明日なら 何か変えられるのか

ねぇ
誰かあたしを探してよ

ねぇ
誰かあたしを見てよ

ねぇ
誰かあたしを抱いてよ

ねぇ
誰かあたしを叱ってよ

ねぇ
誰かあたしを殺してよ

ねぇ
誰かあたしを_してよ

ねぇ
誰かあたしに

諦めさせてよ

ドロドロに濁った黒の檻はそれでもやっぱり離さないから
答える声は一つだけ

「 それだけは 絶対に 嫌 」

堕ちて膿んだ天使がー謳う歌。

基本的に物語を作ることしか考えていないしがないアマチュアの文章書きです。(自分で小説書きとか作家とか言えません怖くて)どう届けたいという気持ちはもちろんありますけど、皆さんの受け取りたい形にフィットしてればいいなと。yogiboみたいにw