わたしたちは星屑のかけらでできている
天文学者のカール・セーガンはこんなことを述べています。
水素を別にすれば、人体を作っているすべての原子は、血の中の鉄にしろ、骨をつくるカルシウムにしろ、脳の中の炭素にしろ、何千光年もかなたの赤色巨星のなかで、何億年も昔に作られたものなのだ。
「われわれは星屑でできている」というのは、私のお気に入りのセリフである。
「人はなぜエセ科学に騙されるのか(上)」 カール・セーガン
このはてしない宇宙の中でわたしの存在は星屑のかけらにすぎません。ほんとうに小さな存在。でも人間というのは思考することができる。考えることによって生み出されたものはこの世界に大きな影響を及ぼしうる。その可能性はみんなが持っている。
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