置かれた場所で咲けなくてもいい
「置かれた場所で咲きなさい」という言葉があります。
私たちは生まれた時にこの場所にたまたま置かれています。
この場所に自ら望んで置かれたわけではありません。
そんな場所で、一生懸命努力して咲かなければならないのでしょうか。
今、自分がどんな場所に置かれ、どんな状況にあるかは一時的なものです。
会社でも学校でも一生続くものではありません。たまたま居心地が悪ければ変わることもできます。別にそこではなく他の場所で咲けばいいのではないでしょうか。
そこしかないといった絶対的な居場所というものはありません。すべては一時的な仮の居場所です。自分の居場所は、自分で探すか自分なりに工夫して居続けるしかありません。
置かれた場所で咲かなくても一向にかまわない。
咲くこともあれば、咲けないことだってある。
咲けないときはほかの場所に行けばいい。
人生長いし、もっと心を楽にして生きたっていいような気がします。
参考
南直哉 著「禅僧が教える 心がラクになる生き方」 第一章