ノーコード時代。デザイナーは多くのカードを準備すべきか。
ノーコードツールのまとめ
グラフィックデザイナーのweb制作という視点で、僕なりのまとめです。
1.web flow
コーディングの知識がある方で、英語に抵抗がない方におすすめ。
海外で普及しているので、海外でweb制作をしたい方には良いかも。
2.Editor X (wix)
wixユーザーで、現アカウントを生かしたい方。
日本語フォントがあまりないので、デザインが少しやりづらい印象。
スタートアップやWEBを中心としたビジネスサイトを作るには、ECや予約カレンダーなどのwixのプラグインが充実しているので、機能面では断然優位。
wixで充分かなという声もあるので、案件に合わせて使い分けるのが良いかなと。
3.studio
クリエイター向けはこちらかなと思います。
UIは使いやすい、機能は限定されている分逆に使いやすい。
そして、モリサワフォントが使える。JPフォントの充実と縦組機能もあり。
当初はクリエイターのポートフォリオサイトに最適とプロモーションされていたように、クリエイター、アーティストのサイトにはもってこいな印象。
このクールなサイトもstudioで作られています。
https://www.shinichi-osawa.com/
4.まとめ
結論として、僕はstudioを使用しております。決めてはフォントと縦組機能。雑誌デザインを長年やってたきので、縦組デザインは大事な引き出しのひとつ。そして、運営やユーザーさんも若い方が多く、コミュニティのモチベーションは高く、やっていて刺激になります。
グラフィックデザイナーにとってノーコードは持つべきカードになるのか?
1.はじめてWEB制作会社からノーコードで作ってと声がかかる
ノーコードは、去年から今年(2023年)にかけてよWEBクリエイターにも注目され始めてきている印象です。
それは、はじめて仕事仲間のWEBクリエイターからstudioで作ってよと声がかかったからです。去年までは全くそんな気配はありませんでした。
ちょうど僕もstudioを始めた時期だったので、タイミング良くデモサイトまで作ることはできました。ただ諸事情で次回に持ち越しとはなりました。
2.ノーコードは提案のカードのひとつになる
とはいえ、全てをノーコードで作る時代はまだまだ先の話で、提案のカードのひとつになったくらいの話です。
・従来のやり方でデザインだけを請け負う
ある程度の規模の案件は、このパターンが多いと思います。XDとかでデザインを作っていて、コーディングは専門チームと分業。
これに加えて、予算などの都合で分業できない案件はノーコードツールで分業する分のコストをおさえて、自分のおもうように作る。
このカードが加わるだけで、仕事の幅や可能性は大きく広がります。
次回は、studioでは、どんなことができるかレポートしてみたいと思います。
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