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ショパンから全ての音楽家が学ぶべきこと

すべての音楽家へ

私達、音楽家コーチングⓇの世界で「音楽家」とは「音楽に携わるすべての人」と定義しています。楽器を持っているだけでも音楽家、カラオケ好きなオジさんも立派な音楽家です。

すべての音楽家がショパンを参考にすべき点があります。

①一点を極める

たくさんの歴史的音楽家が多くの楽器の器楽や歌曲を残しているのに対してショパンはほとんどがピアノ曲です。この一つの道を極めるという方法は非常に参考になります。私も器用貧乏にならないように注意したいものです。

②生活スタイル

ショパンの生活スタイルは私が個人的に憧れて、39歳まで実践(真似)したスタイルです。

日中に作曲とレッスン、夜に演奏会に出掛けるというスタイルを送っていました。

しかもショパンの時代はコンサートホールではなく小さなサロンです。

個人的に20代の頃は、300人の次は500人、ゼップ東京の次は、赤坂ブリッツ、武道館の次はさいたまスーパーアリーナ・・・と果てしない欲望がありましたが、さいたまスーパーアリーナでNHKライブ中継というのをやった瞬間「プツン」と欲望の糸が切れました。

39歳の演奏家引退まで、小さな空間でのお客様との密な関係を音楽で築き上げられたのはショパンのおかげだと思っています。

③演奏会用練習曲

私達が「エチュード」と呼ぶ練習曲は単なる練習曲ですが、ショパンの練習曲は演奏会レベルの完成度です。《別れの曲》などは聴いたことあるでしょうね。あれが練習曲ってすごくないですか?私達も普段の練習の芸術性を上げるべきかも知れません。

④ギブ・アンド・テイク

ショパンはシューマン、ベルリオーズ、メンデルスゾーン、リストなど他の音楽家の援助で成功しました。助けてもらっただけではないんです。与える価値を持っていたからジョイント・コンサートなどが開けたわけです。私達もゲットする事ばかり考えずにまずは与える事を考えるべきではないでしょうか?

⑤パートナーの援助

ジョルジュ・サンドという女性作家がショパンの看病をしていました。結婚はしていませんが、彼氏、彼女、配偶者・・・・・・「誰と生きるか」がいかに大切か教えてくれます。

まとめ

上記は大雑把に書きましたが、このように格言主義(短文でサラッと学ぶ)で100人の音楽家から生き様を学べる本を書きました。

是非手に取って頂けると嬉しいです。

最後までお読み頂きありがとうございます。

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津本幸司

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