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バークリーと藝大の共通点|音楽家の金の卵の秘密10選

バークリー音大と東京藝術大学

たまたま私は両方を出ていますので、学生達の共通点をこの記事に残します。特にこの二つに行かなくても共通点だけ真似すればあとは頑張るだけです。

共通点①音楽家の言語的解釈

音楽を音が並んでいるだけと捉えずに、言語として捉えています。即興演奏でコミュニケーション・ツールとして捉える場合や、再現芸術として過去の表現を自分の解釈で演奏するなど、あらゆる言語的解釈をしています。

共通点②模倣

天才達は模倣のプロです。パクって、パクって、繰り返しているうちにオリジナルを凌駕する・・・この流れを何度見たことでしょう。

共通点③演奏より聴取

演奏時間よりも音楽聴取時間が多いのが特徴です。一流音大の生徒は朝から晩まで歌や楽器の練習をしていると思いがちですが、実は聴いているのです。

共通点④メモ魔

楽譜にメモを取ることに取り憑かれているのが金の卵です。天才達の楽譜はメモで真っ黒になっています。

共通点⑤学術的解釈

音楽理論はもちろんのこと、音響学など学術的に音楽を捉えることで一面的な音楽、つまり薄っぺらい音楽から離脱していいます。

共通点⑥音楽人生の方向性が明確

自分がどこに向かっているかが明確です。今何をすべきか、明日何をすべきか、どのくらいの時間を掛けてどこに到達すべきかが分かっています。私が音大で講義をするのは決まってこの内容です。

音大生が音大の先生になるようではいけません。音大の先生は音楽家と呼べない人が多いからです。だからバークリー教授達は私に「教員専用の講義を開いてくれ」と言ったのです。これが「音楽家のタイム・マネジメント・セミナー」の元です。(詳細はこちら

共通点⑦人生管理

自分の音楽人生が自分で管理できています。先生にあれやれこれやれ言われてから動く生徒は「お客様」と呼ばれます。これがポイントです。バークリーや藝大を出て一流音楽家になる一握りを作るために大学は存在し、その存続のために「お客様」が学費を払うのです。一握りの一流音楽家のみが恩恵を受けます。

この「お客様」の就職先がなんと音大なのです。しかも母校であることが多いのです。私が音大の先生方を敵が多いのはこういうことを公に言うからです。そして、私のクライアントに音大の先生方が多いのも同じ理由なのです。

2005年にバークリーの教授とニューイングランドコンサバトリーの教授を集めたMusician's Time Management Seminar の議事録は探せば出てきます。製本してくれてるので・・・(無許可ww)アメリカに行けば買えます(私には入ってこないww)

日本では毎年3月(今年2024年は4月)に限定10名で開催しています。

まとめ

バークリーと藝大の共通点分かりましたか?一つでも真似してください。

最後までお読み頂きありがとうございました

津本幸司

公式LINEでは個人面談クーポン9,800円を配布中です。
個人的に時間管理の大切さを啓蒙したいのです。
来月からのマレーシア在住時はオンラインでもやろうかなと思ってます。
以下の書籍も宜しくお願い致します。


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