「私は偉くもならなかったし、お金持ちにもなれなかった」山崎元さんご冥福をお祈りいたします
山崎元さん
なんどこの方の言葉を引用したことでしょう。書籍にもたくさん引用しましたし、セミナーでも引用していますし、海外の講義でも日本の経済評論家でこんな人がいる・・・と、面識もないのに自慢した過去30年でした。
晩年（2023年末）闘病中にも関わらず動画で
私は偉くもならなかったし、お金持ちにもなれなかった
と、仰り、最後までご自身の哲学を一本通した凄い方でした。
当然、偉い方ですし、普通の人から見たらお金持ちです。その謙虚さが皆を最後まで引きつけたのでしょうね。
教わったこと
1億円持っていても足りない人がいたり、100万円でお金持ちだと感じる人もいる・・・こんな話を20代の時に聞いていたから、今の自分になれたと感じています。
経済用語
難しい経済用語で「山崎元さんが発したあの言葉の意味はなんだろう」と調べることが20代の楽しみでした。帰国子女で頭の中が完全に英語なのに、日本語で経済の勉強をする気になったのは山崎元さんのおかげと感謝しています。
言われたとおりに
理念的に言われたとおりにしました。「こういう職種は信じるな」「こういう人は信じるな」「こういう人とは付き合うな」など、一見毒舌と感じる発言でしたが、全て理にかなっており、私自身経済面においては、いかに人脈を削除して、人脈を整理して、人脈を構築するかを徹底しました。経済的自由を得たのはそのおかげだと感じています。
稼ぐ・増やす・守るは簡単
過去30年を振り返ると、稼ぐ・増やす・守るというのは簡単だったということです。そこまで努力もしていません。先述の人脈を整えたので穴の空いていないキレイな大きなバケツが出来上がっていたのです。それに自分のペースでお金を入れていくだけでした。
ほったらかしという概念
幾度となく山崎元さんは「ほったらかし」というタイトルを付けて高齢者や若者など金融に精通していない人向けの本を書いていらっしゃいました。2023年にガチャガチャ動くより（アクティブより）ほったらかし（インデックス）が上回ることが証明されて、私自身、空を見上げて大笑いした2023年夏でした。
理念的に筋を通してなにもしない
理念的に最後まで筋を通して余計な事はなにもしない。
資産形成はこれで大丈夫です。
今、マレーシアのルーフトップのプールサイドでカクテルを飲みながらこの記事を書けている私は、山崎元さんのおかげです。
心よりご冥福をお祈りいたします。
津本幸司
音楽家用に資産形成術はまとめましたので参考にしてください。
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