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音楽家と金儲けの始まり

クリスチャン・バッハ vs アダム・スミス

バッハといえばクリスチャン・バッハです。今はバッハといえばお父さんのヨハン・セバスチャン・バッハですが、当時は単なるサラリーマンで死んだだけの人でした。ただ50歳の時にまだ子供作ろうとしてます。そして、末っ子として生まれたのがクリスチャン・バッハです。この人が金儲けめっちゃ上手いんです。

「ヨハン・セバスチャン・バッハを論じよ」と言う藝大の試験があれば「バッハはオペラ以外のバロック音楽を俯瞰できる」と書くのが定石です。つまり金が儲かることだけピンポイントでやらなかったのです。それに比べて同い年のヘンデルはロンドンでオペラ書いて金儲けしました。

その後をヘンデルの後を継いだのがこのクリスチャンです。バッハ一族で唯一オペラで一儲けした人です。

アダム・スミスという人はクリスチャン・バッハの一回り上です。金儲けじゃ、どうせ需要と供給のバランスは神の手で調整してくれると言った人ですね。

こいつら夜な夜なミスター・ビーンのテレビ観ながら会合してそうな気がする。

サリエリ vs ベンサム

音楽に精通していない人はサリエリはモーツァルトを毒殺した人と覚えているのではないでしょうか? あれはウソというか作り話です。 普通の成功者です。ウィーン軍団から妬み恨み僻みの標的にされたイタリアの作曲家であり、歴史に残るような作品がないので忘れられているのを良いことに映画のネタにされただけです。 でも、サリエリの勝ちです。生涯を通して音楽で成功してるわけです。音楽的、経済的成功が100ポイントだとすると、世間のガセネタがマイナス10ポイントくらいです。合計で90ポイントですので人生勝ちです。

ほぼ同い年のベンサムは快楽を増やして、苦痛を減らして総合点でハッピーになろうね!といった人です。

サリエリはベンサムの公式LINEのお友達限定の無料面談で相談しているはずです。

ショパン vs JSミル

ショパンの生活はあらゆる有名音楽家と交流して、楽しく過ごして、ジョルジュ・サンドという見た目も文才も経済的にも申し分ない美女と恋人として10年過ごして39歳で没しました。ベンサムの点数では明らかにプラスになっていると思います。

4歳先輩のJSミルは、満足なブタになるより、不満足な人間の方がいいと言った人です。つまり質重視ということです。

ショパンは「ミルさんなら、デブスの嫁と50年過ごすより、超美人の10年の方が良いって思いますよね?! 人生は質っすよね?!」とチャットGPTに相談してたそうです。

まとめ

本当に言いたいことは分かりますか?

こういうのを読んで「アホか」と思えない音楽家の哲学的知識がおかしいのです。音楽哲学を無視して楽器だけ触ってるだけだからお金がないのです。

この音楽哲学を叩き込むセミナーを開催します・・・が詳細は伏せますので、9月セミナーが決定次第詳細希望の方は、名前とこのノート記事のタイトルだけ送信してください。例「山田太郎 音楽家と金儲けの始まり」

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