見出し画像

音楽家は目標より過程をイメージして【音楽家コーチング】

過程

結論から述べると、音楽家の最大の幸福は「過程」なのです。例えば武道館でライブをやるのが目標だとしたら、実際に武道館で演奏している2時間だけが幸福なのではありません。1年後の武道館コンサートが決定してから実際に立つまでの1年間の全てが幸福なのです。

さらに、武道館に立とうと努力しているその決定までの数年間も、武道館に立つ「過程」なのです。この努力を幸福と感じることが大切です。そして、幸福と感じられないならそもそもその目標はフェイクです。もしかしたら承認欲求を満たしたいだけなのかもしれません。

過程をイメージする

目標までの過程をイメージして「このような過程で自分は幸福を感じているだろうな」と想像してください。

例えば楽器練習している自分が幸せ、作曲している自分が幸せ、バンドで夢について語り合っている時間が幸せ、コーチに泣き言を相談していることすら幸せと考えてください。

私自身、一人でも多くの兼業音楽家をワンステップでも前進させることが目標ですが、この記事を書いている今も「だれか一人でもこの記事を読んで音楽人生に変化をもたらしてくれたらいいな」「絶対だれかが読んでくれるに違いない」「その記事を書いている今が最高に幸福な時間だ」と思いながら書いています。

環境には満足しておく

ここでの注意点は自分ではコントロールできない周りの環境には満足しておくことです。目標に環境を入れてはいけません。例えば「寒い部屋をなんとかする」とか、「家族の邪魔が入らない場所に引っ越す」とか、「音楽に没頭できる環境にする」などを目標にすると、過程がイメージできなくなります。

私自身、今は2月ですがクアラルンプールで真夏であり、日本から来た数週間は体調がおかしくなりました。でも、そんな体調の時でもタイプで文章がサラッと書ける昨今のネット環境に満足しています。40年前なら寝ていたと思うのでいかに恵まれていたかが分かります。

まとめ

読者の方の目標と夢・・・そしてその過程はどのような感じですか?
人に言うのは恥ずかしいでしょうから自分だけが見られるスマホのメモにでも残してください。

もちろん私に言って頂いても大丈夫です。心から応援しますし、「あれ?これはこうじゃないの?」という指摘も全世界で実施している音楽家コーチングの経験上お伝えできると思います。

プロ・アマ問わず日本の音楽家を応援しています。

津本幸司ですか?

音楽家になるための公式LINEを毎週日曜日に配信しています。是非お友達になってください。

サポート頂いた分はありがたく執筆活動に使わせて頂きます。