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音楽収入20万円以下の人が今すぐやるべきこと

20万円の壁

1997年からプロ志向の音楽家限定の音楽教室を運営していますが、プロ音楽家の定義を音楽収入20万円以上としています。それはサラリーマンの平均月収が38万円と考えて、その半分以上を音楽でまかなえるようになるというイメージです。この壁が乗り越えられないんですよね。

迷路

この壁を乗り越えるのは高い壁を乗り越えるというのではなく、迷路のようになっているのがポイントです。この迷路はとにかくトライ・アンド・エラーを繰り返さないと出られません。

表象

ちょっと難しい言葉ですが、表象というのは目の前に現れている状態とでも考えてください。本質とは別です。この自分が見えているものが全てだと思い込むとその迷路は単なる苦痛になります。ただ、行き止まりだけの道が続くように感じるからです。

解脱

その迷路からの解脱というのは「音楽に没頭する」ことで可能です。
これが長年言ってきていることで、誰も気に留めない部分で、だからこそ20万円の壁が越えられないという重要な部分です。

人生は苦痛

とにかく生きてるだけで迷路をずっと動くだけなので苦痛以外のなんでもないんです。そしてこの迷路を脱出しても新たな苦痛が待っています。この苦痛の連続の中で生きるしかないのです(厭世主義)。

芸術

その迷路を楽しむなんて無理なんです。解脱するしかないのです。その唯一の方法が芸術なんです。ただし芸術には色々あります。その中でも音楽が一番いいのです。これが一時的鎮痛剤になります。

そうだ!そうだ!

この考えに賛同したのが、ワーグナー、ブラームス、マーラーという作曲家、ツルゲーネフ、トルストイ、エドガー・アラン・ポーという文学者、そしてニーチェやヴィトゲンシュタインという哲学者です。

検証しなくていい

これだけのメンバーが同意してるので、私達一人が検証しなくても言うこと聞いておけばいいのです。しかも、もう音楽やってるわけですしね。

テクニカルに越さない

この20万円の壁をテクニカルに越してはいけません。例えば、アフィリエイト3万円、ココナラ3万円、ピアノ教室のバイト10万円、採譜のバイト4万円という感じで形式上20万円を越えてもだめです。

メインを一本決めてそれで20万円越えるようにしてください。

そのためには没頭するしかないんです。

没頭できなければ好きじゃないのです。

没頭した先に悟のように「こうすればいい」というのが見えてくるのです。

迷路の出口に向けての経路が光って示してくれるようになるのです。

やったことないの分からないのです。だから、この音楽哲学を学ぶ必要があると2004年2014年に指導して、受講者は皆うまくいっているのです。

でも伝わらない・・・だからこの指導は毎年ではなく10年に一度しかやらないのです。私ももう50歳です。死ぬほど労力もが要るので60歳の時はできないと思います。これで最後かもしれません。

一人でも多くの人にこのショーペンハウアーの「迷妄」の対処法を分かって頂きたいです。私はこれを10代からやろうとしたから21歳から月収100万円切ったことがないのです。上手かったからではありません。知ってたからです。

おしまい♫

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