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【疑義照会 仕切り直し】② 鶏が先か?卵が先か?薬剤師が先か?医師が先か?


疑義照会 仕切り直し

これまで疑義照会アプリSLACKのAPIで提供していましたが、SLACKの仕様変更に伴い使えなくなったため、これまでの経験と反省をもとにあらたな疑義照会アプリを作成中ですのでその辺りの背景を書いてみたいと思います

古いアプリのサイト

新しいアプリのサイト


先日の投稿


先日の投稿では、頻度の少ない患者さんと薬剤師さんの困りごとである疑義照会をしっかり医師が対応することの大切さを書かせてもらいました。(参考リンクは下に

なぜ医師が手を挙げなくてはならない?①

「私(医師)は完璧に処方して、単に患者さんの伝え忘れや、薬剤師さんが確認したいことのために、私は悪くないのにー。今、目の前にいる患者さんの診察の合間で電話に答えたりしなくてはならないの?おかしいんじゃない?」という気持ちになる医師の先生のお気持ちの分かります! わかります! 
先生、今回問題になっている疑義照会のゴールは何でしょうか?誰が悪い悪くないを議論することでないのです。
・患者さんに正しい処方であることを確認してもらって早く帰宅してもらうこと
そのために薬剤師さんは不明点を疑義照会しているわけです。そのFlowを流れさせるためには、法律上も疑義照会を終わらせる必要があるのです。つまり患者さんと薬剤師さんと医師のチームワークが必要なのです。そういった意味で医師の協力が必要なわけです。もちろん、これまでも診察の合間にお答えいただいていると思います。しかし、診察中ならまだ時間はかかっても繋がりますが、休診日や診療時間外となるともうお手上げになるのです。

なぜ医師が手を挙げなくてはならない?②


ここまでの話でなるほどなーと思った先生、ありがとうございます。「これから疑義照会しっかり答えてあげよう」と心の中で熱い炎を燃やして頂いているかもしれません。しかし、それでは何も変わらないのです。
残念ながら薬剤師の皆様はこれまでのトラウマが刷り込まれているのです。これを読んでいただいている先生は問題なくても、他のA先生やB先生やC先生との辛い疑義照会のトラウマから医師全体に対して疑義照会に対する遠慮の気持ちが有るのです。
ですので、「うちのクリニックは疑義照会どんどん遠慮なくしてね」というメッセージを伝える必要があるのです。


メッセージを伝える?


薬局に対してメッセージを伝える、ってどうやって?と思われた先生方もおられると思います。

今日はここまで



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参考リンクまとめ

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