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【疑義照会 仕切り直し】① 頻度が少ないものは価値が少ない?


疑義照会 仕切り直し

これまで疑義照会アプリSLACKのAPIで提供していましたが、SLACKの仕様変更に伴い使えなくなったため、これまでの経験と反省をもとにあらたな疑義照会アプリを作成中ですのでその辺りの背景を書いてみたいと思います

古いアプリのサイト

新しいアプリのサイト


疑義照会と薬剤師


レモンを見ると唾液が自然に出てくるように、「疑義照会」と聞くと、患者さんを待たせている申し訳無さ、A先生、B先生、C先生、D先生、、、、、との疑義照会でのトラウマ、相手先のクリニックが休診日や診療時間外だったときの焦りなどで冷や汗が自然に出てくるという薬剤師さんの方が多いかと思います。

疑義照会は仕方ない面も

疑義照会は明らかな医師の処方ミスもありますが、薬剤師さんが患者さんの状態や薬剤の相互作用で心配な面もあって行う場合、患者さんがクリニックでは伝えていたなかった情報や希望の伝達するためなどなど様々なものがあります。
従って、医師だけ、薬剤師だけ、患者だけがいつも悪いというわけではありません。処方を医師が完璧に行っていたとしても疑義照会は発生するという理解が医師側に必要だと思います。

疑義紹介はほとんどないじゃん!


「でも、疑義照会なんか殆どないから何もしなくていいよ。いつも通りでいいよ、電話かけてきて」という先生が多いかと思います。そうですね、医師側から見ると頻度的には数日に一回有るかないかです。

殆ど無いからこそ価値があるのでは?


では、先生が専門にしておられるサブスペシャリティをなぜWEBで標榜しておられるのでしょうか? その専門性は一般の人から見ればほとんど無い病気です。「そんな病気なんか1000人に1人だから何もしなくていいよ!」と患者さんに言われますか?
そうではなくて、「この病気については情報もなくてお困りだったでしょう?近くの先生もわからなくてここにご紹介いただいて良かったです。診させていただきますね」という発言を患者さんにされないでしょうか? 
患者さんだけでなく他科の医師、または同科の医師でもサブスペシャリティが異なる方も殆どない疾患だからこそ先生に頼っているわけです。


今日はここまで


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