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【クリニックのコツとTODOをシェアしてみませんか?】クリニックの雰囲気とは?


クリニック院長先生&スタッフの皆様


このウェブサイトの意味は以下に説明させてもらいますが、まずはトライしてもらいたいです



患者さんがお越しになる/ならないは特定可能?


別のシリーズの投稿で書きましたが 患者さんの受療行動調査(厚労省)で病院を選んだ理由(クリニックではありませんが)として下図のようなものをあげておられます。

A,B,Cなどは無視して下さい 詳しくは https://note.com/teyede1972/n/n14b84b825078

理由があげられているので対応すればよい!?

厚労省が患者さんが来る理由をランキングしてくれている、ラッキー!これに対応すれば患者さんが来る! よし 今日からこれに対応しよう!と思われますよね。 でも
医師による紹介:すぐ紹介してくれと言って増えるでしょうか?
交通の便:クリニック引越したり、バス会社にクリニック前にバス停作ってくれと交渉できますか?
専門性:すぐにあげれますか?
家族・友人・知人からのすすめ:患者さんも特定できないのに その家族や友人や知人を特定して「当院を勧めてくれ」といえますか?
医師や看護師が親切:これは院内マターなので出来る可能性は高いですね
建物が綺麗・設備が整っている:投資案件でいきなり着手は難しいですね

つまりお越しになる理由は過去の振り返りで「なるほどな」となります。しかし、これから対応するのは未来を変えていくことですが途端に何をしたら良いかわからなくなります。
タイトル図にあるように患者さんは海上に浮かんでいる氷山の上部のみを感じる・見えることができるのですが その下にはクリニック側で色々な努力や工夫がされているのです
・診療科特性
・地域特性
・院長特性
・スタッフ特性
・患者さん特性
・時代特性

など複雑に絡み合っているのです。

それに、他の流行っているクリニックで採用されているものを導入すれば同じようになるわけではありません。 部分最適しているだけで全体最適になっていない場合もあります。

クリニックは何もできない?


そんなこというと結局わからないので何もできないじゃないか!!となります。私たちは未来に向かって一生懸命頑張っているのに!
クリニックのスタッフさんも院長先生も「患者さん来ないで! 雰囲気悪くしよう」なんて絶対に思っていないのです。皆さんよくしようと思っているのです。でも何か手詰まり感があるクリニックも多いと思います。 私もそうです。
 やはりいろいろなクリニックに見学に行きたくても時間的な制約もありますし、見学に行ったとしても単に設計や使用機材 スタッフ構成などを見てもそれは静的な写真のようなものです。
大切なのは日々のROTUINEという暗黙知に隠れている言語化されていない マニュアル化されていないソフトやハードの運用方法などの動的なものです。

クリニック内での議論が意味ない、ということではありません。しかし、特に長年経過すると クリニックの歴史という制限された文脈の中で皆さん議論するようになります。それは悪意があるわけではないのですが発散系の議論したくても収束していくのです。 下の記事の終わりに近いところで紹介している「多様性の科学」という書籍にもありますが



いつものチーム


クリニックの皆様の工夫と努力の詰まったコツがあると思います。これまでのいろいろな試行錯誤があってそこに行き着いたかと思いますが硬直化しているかもしれません。



様々なチーム


他のクリニックのコツは自身のクリニックとは異なるかもしれません。 だからこそ新たな気付きがあります。そこをシェアし合うことで患者さん体験レベルがあがり、スタッフのレベル向上にも、そしてクリニックのためにも。

違いの気付き

海外旅行などをした時に 旅行先の現地人にとっては当たり前のことが 旅行者にとっては非日常で改めて自分を客観視出来るようになる経験は皆さんされていると思います。
この考えを応用して、他のクリニックの日常を参考にさせてもらう。もちろん同時に自分の日常もシェアすることでクリニックレベルを全体であげていけるのではないかと仮説をたてました。
皆さん 当たり前の日常のTOODやちょっとしたコツなどを是非シェアしてほしいです!



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