映画えんとつ町のプペルを今から見に行く前に”どうしても”書いておきたかったこと
映画えんとつ町のプペルは大ヒットします。
たった一枚の絵でそれを表現するならコレ
映画公開前から、キャズムを超える状態を作り出している
『イノベーション普及学』の中でロジャーズ教授は、イノベーターとアーリーアダプターへの普及率を合わせた16%をどう攻略するかが、その製品、サービスが普及するかどうかの分岐点になると述べており、 「普及率16%の論理」として提唱しています。
https://www.onemarketing.jp/lab/btob-marketing/innovation-theory_195
絵本が原作という映画で、日本全体で見れば認知度は低い。しかし、この「キャズム」を超えることができると、一気に非認知層まで口コミが行き渡り、爆発する。図で見ると簡単。やるのは困難。
西野が準備したキャズム超え
挙げればキリが無いけど、圧倒的ポテンシャルはイノベーターとアーリーアダプターになりえる層を「オンラインサロン」とそれに関係する人々として獲得できていること。
これは、本当にメッチャすごいこと。想像するだけで鳥肌モノです。
プペルの物語はシンプルに言うと「西野の自叙伝」
なので、オンラインサロンメンバーは西野に共感して参加しているので、西野の今までのプロセス、これからの冒険を映画として疑似体験することができる。
すると、映画の内容もさることながら、ここまでに至った「プロセス」に感動し、涙が止まらなくなる。
例えるなら、小さなわが子が周りから避難されまくりながらも、くじけず、立ち上がり、未来を信じてやり遂げた学習発表会を見届けた親の気持ち!みたいな感じです。
私なら、そんなの見せられて号泣です。
7.4万人のサロンメンバー、それ以上の西野を応援する人たちが全員ファーストペンギン化する
「ファーストペンギン」とは、集団で行動するペンギンの群れの中から、天敵がいるかもしれない海へ、魚を求めて最初に飛びこむ1羽のペンギンのこと。転じて、その“勇敢なペンギン”のように、リスクを恐れず初めてのことに挑戦するベンチャー精神の持ち主を、米国では敬意を込めて「ファーストペンギン」と呼びます。
http://jinjibu.jp/keyword/detl/773/
感動って単純に2種類あります。
①【個人】作品に感動すること
②【集団】その場の波で一緒に感動すること
①は作品そのものや、プロセスについて個人的に感動
②は「なんか、回りが泣いていたからつられて泣いちゃった・・・」
この①と②が同時に起こると、感動の総量が圧倒的に違います。共感し合うってすごく気持ちがいいんですよね。
そして、回りの人が感動しているという「安心」も得られるんですよね。
そうすると、自信をもって「この作品!マジですげぇ!!」「超感動した!!」って言えちゃうんです。
この状況が、おそらく意図的に発生されます。
全国に分散しているオンラインサロンメンバーは各映画館に必ず存在するでしょう。
メンバーが視聴後、どう行動するか?
泣く、拍手する、立ち上がる、拍手する
泣いて、立って、拍手する、なんて外国でしか見たことないです。
けど、せめて、「拍手」がその会場から生まれたら??
みなさんも経験があるかもしれませんが、拍手がない会場で誰かが会場で拍手をするとつられてパラパラと拍手しちゃったことないですか?
それが、映画館で起きたら?一人ではなく、数名のオンラインサロンメンバーが拍手したら?
想像するだけでワクワクします。映画館で拍手が発生するのです。
すると、【個人】の感動から【集団】の感動へ変化し、まるで一緒に明るいキャンプファイヤーでも囲んで楽しんでいる気分になれるんです。
その後、決まって口コミの内容はこうです。
「プペルメッチャ感動した!(事実)映画館で拍手起きたんだぜ!(意外性)」
拍手が自然と沸き起こる映画。えんとつ町のプペル。
メディアが黙ってないですね。宣伝費ゼロでニュースになったりしますね。マスメディアはまったく認知されていない層へリーチするには抜群の効果なので影響力が絶大です。
すると、計画的なキャズム超え×計画的なマジョリティ獲得という戦略が完了します。
私はこの流れになると信じています。
さて、そろそろ映画を見に行く時間です。映画館で最初に拍手をする「ファーストペンギン」になってみますか。
本当に楽しみです。
#えんとつ町のプペル ,#映画えんとつ町のプペル
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