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老化が病気?

おはようございます。毎日投稿51日目になりました。
今日も頑張っていきましょう!

老化は必然的なプロセス?

   皆さんは「老化」についてどのようにお考えでしょうか?毎年誕生日を迎える度に、お祝いしてしたい一方で、着々と老いに近づいていくことに儚い想いを抱く、といった感じでしょうか?😅

そこで、1つ疑問があります。
 
老化とは、一体何でしょうか?
生体に必ず現れるプロセスなのでしょうか?
それとも、病気の1つなのでしょうか?
 
   「どゆこと?」と思われるかもしれませんが、実は最近、老化を病気の1つだとする考えを支持する人が増えて来ているのです。これが意味することは、すなわち「老化は治せるかもしれない」ということです。
 
   この考えの理由としては、「寿命の推移」と「科学的研究の結果」があります。

寿命の推移

   まず、「寿命の推移」については、皆さんもご存知の通りですが、平均寿命は近年かなりのスピードで伸びてきています。でもどのくらいのペースかはご存知でしょうか?
 
   日本の女性の平均寿命についていえば、1960年で70歳だったものが、30年後の1990年に82歳に、さらに30年後の2020年に88歳になりました。(日本の男性は大体この5歳下です。)
 
   ただ、平均寿命というのは人口分布によっても左右されるので、世界規模で見てみるとどうでしょうか?実は、ここ数十年にわたり、10年に2~3年のペースで伸び続けています。その変化は、ほぼ直線的と言っても良いものです。ある推計によれば、2007年に生まれた日本人(現中学1~2年生)の半数が107歳まで生きるそうです。また、寿命が伸びるだけでなく、健康的で疾患を持たない高齢者が増えてきたことにも注目すべきです。

 
   一体この変化に限界はあるのでしょうか?一般的なイメージだと限界はありそうですが、よくよくデータを見てみるとそうでもないなと思えてきます。

科学的研究結果の追い風

   次に、「科学的研究の結果」についてですが、ここは簡単な説明に留めます。
 
   研究者たちは様々な動物を用いて、遺伝子操作や食生活管理、サプリメントの投与などを用いて動物の長寿化、すなわち寿命を伸ばすことに成功しています。これは、人間も適切な環境におくことで老化を遅らせる、更には老化を止めることも可能である可能性を示唆しています。

まとめ

   以上のような理由から、「老化は病気だ」という考えが広まっています。WHO(世界保健機関)も「老化関連」という疾患項目を加えたそうです。
 
   ちなみに、寿命というのは遺伝:環境=1:3の割合で影響するそうです。つまり、ほとんどが後天的に変えられるわけです。
 
   もし近い将来、長寿化技術が発展したら、我々もその恩恵にあずかれるわけですが、その前に体にダメージを与えてしまったらそれを戻すことは難しいと思われます。
 
   決して損することはないので、是非今日から、生活習慣をに見直してみてはいかがでしょうか?

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