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タイムバケット

おはようございます。毎日投稿46日目になりました。
今日も頑張っていきましょう!

死ぬまでにやりたいことリスト

   「死ぬまでにやりたいことリスト」というのは皆さん聞いたことがあると思います。死ぬ直前になって後悔することがないようにあらかじめやりたいことを考えてやっておこうというものです。やりたいことというと、体験したいこと、行きたい場所、学びたいものなどです。

   良かったら想像してみて下さい。しぬ直前、「これを経験出来なかったな」などという想いを胸に秘めたままベッドで息を引き取るのを待つというのは、何とも酷なことでしょう。

ピーク・エンドの法則

    心理学には「ピークエンドの法則」というものがあり、旅行などの体験の記憶の善し悪しはその最高潮と終わり方だけに依る、ということを示しています。映画やドラマの印象というのも、最高潮と終わり方が大部分を占めているのが皆さん自身の経験からお分かりいただけるのではないでしょうか。
 
   「終わりよければ全てよし」という言葉もあります。人生を終えた後に記憶があるかどうかは不明ですが、終わり方というのは誰しも良いに越したことはないでしょう。

死ぬまでにやりたいことリストの落とし穴

    しかし、この「しぬまでにやりたいことリスト」というのは実は落とし穴があります。それは、生きていてもやりたいことが何でも出来るとは限らないということです。その障害物となるものは、健康だったり世間体だったりお金だったり様々です。

タイムバケット

   そこで、その落とし穴を回避するためのもの、それが「タイムバケット」です。タイムバケットとは、やりたいことを“自分が何歳から何歳までのとき”というバケット(バケツ)に入れ、チャンスを逃さないようにしよう、というものです。

   このタイムバケットの考え方の上では、人生をいくつかの「小さな人生」に細分化して考えます。例えば、学生という人生、若者という人生、40~50代という人生、老後という人生などです。この「小さな人生」のそれぞれで「死ぬまでにやりたいことリスト」をつくって実行するわけです。
 
   僕の場合、まずは「死ぬまでにやりたいことリスト」を書いて「大学生のうちにやっておきたいこと」をピックアップしました。すると、「これは時間を無駄には出来ないな」という気持ちになりました。

   先ほど「ピークエンドの法則」を紹介しましたが、これは体験の記憶の善し悪しが、その体験の長さに依らない、ということも示しています。それなら、人生を短く区切り、何回も様々な人生を楽しみ、生まれ変わるようにして本当の一生を終えた方が後悔はないのではないでしょうか。

   また、タイムバケットを考える時の注意点として、「健康」を重要視することが大切です。僕たちの多くはまだ「要介護」の状態ややりたいことが思うようにできない状態を経験したことがありません。そのため、自分たちの健康を過信しやすく、1度そうなってしまったあとに取り返しのつかないことに初めて気付くことにやってしまいます。
 
   特に中年層は体重が増えやすいということがありますが、体重が1キロ増えると膝に4キロ分の負担が増すそうです。「仕事、勉強でやりたいことができない」「子育てが終わったら旅行に」などとは、言葉を選ばず言えば先延ばしするための言い訳に過ぎません。人生とは一方通行で、無情にも過ぎていくものなのです。

   今日は最近やや怠けがちな自分に言い聞かせるつもりで書きました😅 皆さんもこの「タイムバケット」を試されてみてはいかがでしょうか。

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