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日本人はなぜ英語が話せないのか?

おはようございます。毎日投稿47日目になりました。
今日も頑張っていきましょう!

英語が話せない?

   皆さんは、「英語を中学から勉強したのに全く話せない」「受験英語は意味が無い」という話を聞いたり、ご自身で思ったりされた経験はないでしょうか?
 
   ちなみに僕は今大学2年で、まだ大学1年だった今年2月頃から英語の勉強を始め、スタディサプリのTOEIC模試で520点だったところから、3ヶ月半後の5月にTOEIC(L&R)本番で890点を取り、それからも地道に話せるように練習してきました。その道は決して効率が良いともいえないものだったかもしれませんが、これまで試行錯誤を繰り返してきました。
 
   そんな僕から、ここで僕が思う「日本人がなぜ英語を話せないのか?」についてお話をさせて頂きたいと思います。

英語が話せないのはなぜ?

   僕が思う、日本人が英語を話せない理由は主に2つあります。1.そもそも学習(勉強)時間が足りないこと2.正しい学習方法が分かってないことの2つです。

1. 学習時間が足りない

   恐らく、「学習時間が足りない」と聞くのは皆さんにとって耳が痛いことだと思います。これを読んでくださっている多くの人は中学から英語を始め、高校受験、大学受験を経験して、多くの時間を英語の学習に費やしてこられたのではないかと思います。しかし、僕は圧倒的に時間不足の影響が大きいと考えています。
 
   多くの人は、この「多くの時間を費やしたのに話せるようになっていない」という事実に対し、学校の英語教育の在り方の問題だと考えます。確かに、日本の英語教育には様々な問題が蔓延っています。
 
   しかし、僕が英語をこれまで勉強してきた経験によれば、恐らく皆さんが英語に費やしてきたのと同じ時間を、もっと良い教育のもとで勉強しても流暢に話せるとは限りません。
 
   なぜなら、よく考えてみてもらいたいところですが、言語習得に適した脳の発達段階である赤ちゃんでさえ、大人と自然に会話出来るようになるのは3歳くらいだそうです(僕は三兄弟の末っ子なので分かりませんが)。それまでに、1日5時間としても生まれてから5000時間以上、周りの言語に触れていることになります。それに対し、僕たちが中学、高校、そして大学受験において英語に費やした時間は多く見積っても2000時間にも満たないでしょう。
   
   そのため、耳が痛い話ではありますが、話せるようになりたければそもそも学習時間が足りないのです。学校教育と大学受験くらいで英語を話せるようになるのは、絶対不可能とは言いきれないでしょうが、休み時間と体育の時間だけでプロのサッカー選手になるくらい無理です(笑)。

2. 正しい学習方法が分かっていない

   英語の勉強って最初は「やろう!」って思うのにモチベーションが続かない。。という人が多いのではないでしょうか?その原因は、正しい学習方法が分からないからだと僕は思います。
 
   英語の勉強というのは、森の中を進んでいくような作業です。目的地に辿り着くには色々な道がありますが、地図を持たずに目的地に正しく向かっているか分からないようでは足を止めてしまうのは当然です。
 
   僕たちは、言うまでもなく日本語を母語として習得しています。本来なら、その流れで英語も習得出来ると考えてよいように思えます。しかし、なぜ途中で迷走してしまうのか。それは、学校教育にあります。
(上で学校教育を擁護するような姿勢を取って矛盾しているように聞こえるかもしれませんが、まず大前提として「時間が足りない」ということを挙げ、その上で学校教育について問題を取り上げているつもりです。)
 
   本来、言語の習得に必要な4ステップの順序は、聞く→話す→読む→書く、です。しかし学校教育では、読む→書く→聞く→話す、です。これは日本だけでなく、海外の外国語教育でもよくあることのようです。
 
   僕たちは、学校で英語を学ぶ、というとまず最初に文法から始まり、読解や聞き取り、和訳などを行います。まずこの時点で間違っているのですが、それが正しい言語の学習方法だと思わされてしまいます。
 
   先日、友人(もちろん大学受験を終えた大学生)に「英語を勉強したいから教えて欲しい」と言われて相談に乗ったのですが、その友人の念頭にあったのは「文法と単語をやって、それから聞き取りをして、、」というものでした。
 
   まず注意すべきこととして、高校や大学受験で勉強するようなことをいくら突き詰めてもその先に話せる未来は来ません。文法や単語、聞き取り、和訳を完璧にして東大入試(2次試験)で満点を取れるようになったとしても、です。なぜなら、英語を話せるようになるための要素に(聞き取りはまだしも)文法、単語、和訳はほぼ含まれないからです。
 
   じゃあ受験英語がなぜあるかというと、合ってるか間違ってるかが判断しやすくて問題も作りやすいから、という「評価する側」の都合だと僕は思います。しかし、これが読む、聞く、書くだけにフォーカスするモチベーションになってしまっているというのが悩ましいところです。

正しい学習方法についてはこちら⬇️⬇️

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