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人に言わせて、責任を取らせる

昨日こんなことがありました。
社内のキャンペーン目標を聞く。どれくらいにするか、各自設定してくれ。
ふむふむ。目標か。
超非現実的な数字は違うけど、高い目標を掲げて愚直に行動しよう。
そう考えて、僕の会社基準としては、まあまあ高い数字を提示した。

上司
「お前なあ、これはないだろう」
「ちゃんと考えているのか?」
「ここ数年これだけの数字しか売り上がっていないんだぞ?」

僕たち
「考えています。今年はこの商品のキャンペーンなんで、例年の実績などは参考になりませんよね?だって、例年は必死に売る意思がなかったし、別の商品のキェんペーンだったのでその該当のものを売る意識になっています。なので今年度のキャンペーン商品を必死に売る方法を考えて、この目標にしました。」

上司
「いや、もっと適正な数字で出してもらわないと、お前たちが損をする」
「会社からは見られているからな。お前らの目標で、生産台数なども変わるし」

僕たち
「じゃあ適正な数字を決めてくれた方がいいんじゃないですか?」
「目標だから、高いところを掲げて、それに向かって活動する」
「100%完全にいくのがいいですけど、難しいのも考慮して高い目標にする」
「そうすれば、成長もできる。そう考えて目標は決めてます。」
「それに今回はしっかりとした戦略があるので数字がいつもより見えるんです。」

上司
「それはわかった。でも会社に提出するのはそういうことではないんだ。」
「お前らは、数字をあげることに注力するのが仕事だ。だが、俺たちは違う。」
「なので、今回はこの数字で提出するからな。」

僕たち
「わかりました。」



人に言わせて、責任を取らせる

この話の要点はこうだと思う。
適正な数字が会社としてあるのなら、ノルマとして課せればいいだけの話。
でもそれをしない理由を
自分で目標を決めないとやっている感がないから
と上司は言う。

いや待てよ。だから僕たちは目標を決めた。
そして、却下された。
矛盾してないか?

つまり、最初から
「お前らが自分で言ったんだから確実に達成しろよ!」
と言いたいのだろうか。
だから、適正な目標値(答え)がわかっているのに、
それをあえて、発信させているような気がする。

うーん、なんかセコイな。
他の事業所もそうだと思う。

目標達成せずに、突っ込まれるのが嫌だから、目標値は高くしたくない。
かといってあまりにも目標値が高いと訂正させられる。
もうこれって、ノルマじゃん。
だったら、最初っから潔く、ノルマだから絶対達成!って強く言えばいいじゃん。
ノルマならノルマで問題ないっすよ。
このセコイやり方が嫌なだけっすよ。

それを、あたかも僕たち発信したというような証拠だけ残して、後で
「お前達成できるんじゃないのか?どうすんの?お前が言ったんだよ!」
って言いたいんだろうな。

もう付き合いきれねえな。

おっと、、、、熱くなりすぎて、丁寧な言葉じゃなくなってしまった。


営業なんで数字を追っかけるのは当たり前です。
それに対して、なんの否定もしませんし、むしろそれは楽しいです。
ですが、今回のは、やる気無くします。
一体どうしたいのかわからない。

結局、上司の顔に泥がつかないように無難な目標にしたい

ということでしょう。
売れる売れない。目標に向かって邁進する。

そんなことはどうでもいいのです。

上司は顔に泥がつかなければそれでいいのです。

なにが、会社のことや大きな視点で見ているだ!

馬鹿なことぬかしやがって!

毎日Yahoo!ニュースにかぶりついている時間があるなら、

上司らしく大きな仕事しろよ!

おっと、熱くなってしまいました。
明日から上司は石ころになります。
みなさん、歩いているときに石ころのことを注意深く見てますか?
見てませんよね?
そんな小さな石ころになります。
せいぜい、転がっておいてください。

僕には見えませんから。

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