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スーパーパート

その企業で働くどの従業員(あるいは創業経営者など)よりも、ひとつの分野において卓越した高度なスキルを持つパート従業員を「スーパーパート」と呼んでいます。(私が勝手に)

例えば、学生バイトばかりの店舗で接客をする元・日系大手航空会社ベテラン国際線CA。専門の人ばかりではないコールセンター職の中に配置されたフリーランス名司会者。マニュアル化されたチェーンの飲食店で週1回勤務する老舗ホテル料理長経験のある一流シェフ。既存のシステムを工夫しルーティーン事務作業をコストゼロで徹底的な効率化をしてしまう元・エンジニア。

安いお店だとすると安さが売りなわけで、そこまで質の高いサービスを求められているものではありません。しかし、サービスを提供する側からしたら、サービス価格がいくらであろうと、(ふわっとした意味合いにはなりますが、)お客様に喜んでいただくことを求めていることに変わりはありません。

採用する側の立場で述べると、稀に超ハイレベル人材の応募があって、面白いです。正社員ではなくパートですよ。

経歴を盛るとかいうことではなくて、どう考えても一流。
ありふれたごく普通の時給ですけどいいんですか?とお聞きします。
さまざまご本人の事情もあり、条件をOKしていただいて採用します。

そして、責任感とやりがいをもって仕事をしていただいています。

同じ職場の同僚の能力に驚くのって、仕事のやりがいの一つだと思いませんか?
「○○さんすごい!さすがだな! 私も頑張ろう。(でも教えてもらいたい)」
みたいな。一流すぎる人だと、決して嫉妬したりはしないんですよね。

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そして私は人事職なので、その方の希望はどうなのか、そして
やり甲斐やそれに見合う給与を検討してゆかなければなりません。


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