知識労働者が本当に求めているのは「貢献」
「すごい仕事に対しては凄い報酬」ってかなり大雑把なことを言っているように当初は思ったが、後段のつながりから「(もちろん仕事に見合った賃金があった上で)欲しいのは賃金だけではない」ということが言いたいのであろう。
賃金だけではなく、「これは自分が積み重ねて来た知識を使って成し遂げたんだ!」と言える成果が、事実が、そして実感が、味わいたいのだろう。これは身の回りの人を見ていてもわかる気がする笑
「承認欲求」とか「自己実現」など、よく聞く言葉に関連しているかも知れないが、むしろ「自己効力感」が重要で、それがあった上での承認欲求だとか自己実現なのだろう。
(追記)
ただ、これはもしかしたら「知識労働者」に限った話ではないかもしれない。アルバイトに来る人とかにもこういった人は多いように感じる。
え、でもそういった実感が味わえるのって最初だけだし、継続的な売上を上げる段階になったらむしろルーティンになってつまらないのでは?と思っていたら、当然ドラッカーはそこもお見通しだった。
バッサリと笑
ということで、ここから転職についての論が始まる。なんと、雇用の流動化はこういった文脈で重要性が強調されている(もちろん他の文脈でも強調されているが)
確かに一つの組織で味わえる興奮というのは、人生の長さの割にあまり多くないかもしれない(例外は多分経営者のみ)
では、ますます組織の役割とは何なのだろうか?
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