見出し画像

#191 コタツでぬくぬく


コタツでくつろいでいる忍者たちを描きました。
寒中見舞いとして描いたイラストです。
noteで紹介するのを忘れていて完全に時期を逃していますが今回紹介したいと思います。

毎年年賀状を書いています。
今年は寒中見舞いを描きました。
左上の寒中見舞は『い』が入っている寒中見舞いが正しいのですが、年賀状を書くときは謹賀新年と書いていて、寒中見舞いも四文字の方が自分としてはしっくりきているので間違っているかもと思いつつ、いを抜いた寒中見舞という表記にしています。


初期アイディア

最初はこの3人で雪の中を散歩しているシーンにしようかと考えていました。
でもやっぱり寒い時期は家の中でぬくぬくしていたいよね、という思いからアイディアを練り直すことにしました。


練り直しラフ

寒中見舞いはコタツのパターンが多く、それにならって今回もコタツでぬくぬくしているシーンを描くことにしました。

忍者は年賀状にいつも登場していて寒中見舞いにも登場します。
力士は忍者の友達ということで参加させることにしました。
キツネは11月にいい感じのキツネが描けたのと、干支以外の動物を出したかったので参加させることにしました。
カッパも気に入っていて忍者の時代背景にも近いと思っているので参加させました。

今回はコタツをしっかり描くためにパース定規を使いました。
使い勝手が分からず大変でしたがちょっとずつ慣らしていくことが重要だと思っています。
コタツの天板と四人の地面の設置が正しいかを確認するのに役立ちました。
キャラクターと地面の設置面をしっかり確認して描くことで説得力が出るな〜と思いました。


完成

背景の色は濃い方が画面がはっきりして尚且つ暖かい印象になると思ったので濃いめにしました。
影も暖かさを感じる暖色系にしました。
いつもより要素が多く細かく描く必要があったので、線を細くしました。
細い線+パース定規を使ってパースをしっかり描こうとしたこともあって、いつもよりちょっと印象が固くなってしまいました。
細い線で描くときも柔らかな印象にできるよう心がけていきたいです。


ついでに年賀状もちょっと紹介します。

2023年 年賀状

去年の年賀状です。

忍者の装束は動物と雰囲気に合わせて変えています。
ウサギ一羽だとちょっと物足りない感じがしたので四羽にして賑やかな感じにしました。

忍者は最初は感情を顔に出さないつもりだったのですが、LINEスタンプを作る時に楽しげな雰囲気が出た方がいいと思い、その頃から表情を出すようにしました。
基本は感情を読み取られないよう無表情です。
のんびりしていることも多いです。


2022年 年賀状

一昨年の年賀状です。
虎と一緒にリラックス。

干支の動物が大きめだと迫力が出ます。
一匹で画面が持つ感じがします。
虎の模様のデフォルメが難しかった記憶があります。
デフォルメタッチなので模様がリアルすぎるとチグハグ感が出てしまいます。
ちなみに模様の難しさが理由で複雑な模様の動物は避けがちです。
いやいや、複雑な動物もしっかり描いていきます、多分。


見比べてみて思ったこと

こうやって見比べるとたまにしか描かない寒中見舞いの方が描くもの多くて大変だと感じました。
でも大変な分得るものも多いです。
いつもこのくらい要素多めに描きたいと思いつつ、いつもこのクオリティで描くと気持ちがついていかずバランスが難しいです。

パース定規を使っていて思ったのですが、あまりきっちり描くことが好きではないのかなと思っていました。
しかしそうではなく、慣れていないから気持ちの負荷が大きく、そのプレッシャーがきっちり描くことを嫌だと感じる原因になっていることに気付きました。

パース定規に限らず、慣れてないものにチャレンジする時の心の負荷を大きく感じがちな気がしています。
うまく描きたいけど描けない自分がとても嫌だと感じている気がする、いや、多分そう。
でも描けるようになるにはやっぱり描いて慣れていくしかない。
色々描けるようになりたいので失敗してもいいからどんどん前向きにチャレンジしていきたいです。
ついつい失敗を嫌がってしまいますが失敗を嫌がって避けることこそ最大の失敗だと思っています。

しっかりパースを取ることをもっと当たり前にできれば負荷をあまり感じなくなるはずなのでパース定規を今までより積極的に使っていこうと思います。
いつも頑張ろうと思うとそれもまた絵を描くこと自体に対するプレッシャーになると思っているので、積極的になりつつ、頑張るのではなくただ単にやってみる、そんなスタンスで気負うことなく気楽に取り組んでいきたいです。


動物イラストの制作受付中です。
動物のイラストが欲しいな〜と思っている方、ぜひご検討ください🙇↓


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?