ニコンのオールドニッコールをPENTAXのカメラで愉しむ!
どうも、みずにゃんです。
少し前のnoteで、ニコンのZマウントボディ+FTZと非Aiのオールドニッコールレンズの組み合わせを紹介しました。
今回も非Aiオールドニッコールで遊んでみようと思います。
今回のボディはニコンではなく、PENTAXのKマウント一眼レフ、K-xを用意しました。
これをマウントアダプターを介して・・・ではなくボディのマウントに直接・・・
なんと付いちゃいました!!
ペンタックスKマウントと、ニコンFマウントはマウント径が近く、Kマウントボディの指標とFマウントニッコールの指標を合わせると、PENTAXのカメラボディに取り付いてしまうのです。
ただし全てのFマウントニッコールが取り付くわけではなく、Ai以降のレンズはマウント部の出っ張りに干渉して装着できないレンズがあるほか、Gタイプレンズは金属接点が干渉して入りません。
マウント部の出っ張りが少ない、非Aiレンズで遊ぶのに向いています。
また、マウントの構造がそもそも違うため、レンズは途中までしか回らず、ロックが効きません。そのためレンズの落下などのリスクには注意しておく必要があります。
とはいえ、それなりにガッチリ固定されるので、神経質になるほどではないかと思います。
絞りリングの動作は問題のないレンズもあれば、レンズによっては回すことが難しく、絞り調節の際に一度ボディから外す必要のある個体もありました。
手元にある全ての非AiオールドニッコールがK-xに装着できることがわかりました。
New Nikkor 28mm F2.8を装着したときの姿は、純正レンズ装着時よりもスマートな見た目(笑)
PENTAXの一眼レフにはMFレンズでのフォーカスエイドや、グリーンボタンを使ったハイパーマニュアルが備わっていますが、ニッコール装着時でもこれらの機能が使えるので、ニコンの一眼レフで使うときより楽かも?
それに、PENTAXの一眼レフはMFレンズ装着時、毎回起動時に焦点距離を聞いてきます。焦点距離入力のし忘れもないし、正確な手ぶれ補正も得られます。
ライブビューで使うときはほぼ問題なく撮影できます。ファインダーで撮影するときはフォーカスエイドの精度がそこまで高くないので、若干ピント合わせがシビアに感じます。試行錯誤しながら撮っていくのが良さげです。
ニッコールの素晴らしい写りは、PENTAXカメラでも活かせます。開放から安定した写りです。逆光にあまり強くないこともあってか、ニコン機で使うときよりもふんわりとした印象です。
純正PENTAXレンズとはまた違う、今までほとんど誰も体感していなかった味を愉しんでみるのもありかもしれません。
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