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人生は突然うごく。

あまりにも深いと感じたので
文章にしたくなった。

3月13日15時29分、これを綴り始めた。

東京の外は、雷が鳴り、嵐のような土曜日である。

僕は、3月9日にメルカリで本を購入した。
そして12日の14時過ぎに世田谷の僕のうちに届いた。

送り主の住所に目を疑った。
北海道河東郡士幌町上音更....

ここはどこだ。。

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急いでグーグルマップで調べた。
北海道のとある小さな町であった。

まあ、こんなこともあるんやなーと
冷凍のチャーハンを温めながら
ここからの距離を調べたり、その街への行き方も調べた。

チャーハンを食べようと思い
外袋を開けた。

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そして、今日一番伝えたいことは、
購入した本が、又吉直樹の「東京百景」であった。

不思議な点がいくつか頭に浮かんだ。

なぜ、北海道のど真ん中の田舎の人間が
「東京百景」の本を読んでいたのか。

なぜ、北海道のど真ん中の方にある
田舎の人間から世田谷に住む僕がこの本を買ったのか。

僕は、この方がどんな人であるのか
気になって仕方がなかった。

別に、ディスりたいわけではない、
この運命的なにかにあまりにも感動してしまったのだ。

きっと送り主も東京の世田谷に
「東京百景」を送るという点で
なにかを感じて送ってくれたのだと思いたい。

もしかしたら
何も気にせず外袋をゴミ箱に捨てていれば
この文章も生まれなかっただろう。

たった600円の買い物がまたひとつ僕の人生を深くさせた。
目の前のチャーハンは、とっくに冷めきっていた。

※表現の仕方の問題上失礼な言い方になってしまった点あります。

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早速、「東京百景」読みます。


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