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海外コンサル エンジニアキャリアについて

海外コンサルでエンジニアとして活躍したい場合、
その人物のキャリア(経歴)が非常に大切になります。

資格が必要だとかという話もあるのですが
何を何年やったみたいな実績が非常に大切になります。
これから日本の給与は上がらないので(悲しいことに)、日本人が出稼ぎに海外に出るようになります。

大学院より学部卒が有利!?

いきなりびっくりすることを書きました。

そうなんです。実は日本から海外プロジェクトに行く場合、大学院より学部卒のほうが有利になることがあります。
なぜかというとキャリアが(経歴)が大切だからです。

海外プロジェクトに企業が参画する場合、多くの場合、
国際協力機構(JICA)関係のプロジェクトに入ることになります。しかし国際協力機構(JICA)だとキャリアに大学院での2年間は含まれません。

例えば、若手の同期二人が志望し、大学院と学部生をみると学部生は2年間会社での社会人経験が多いので有利になることがあります。

私も実際、わたしより良い大学を出て良い大学院を卒業した方がいましたがキャリアが足らず私のほうが採用された経験があります。
国際協力機構(JICA)だとたしか7、8年の業務経験が必要になります。
日本での設計業務だけだと問題ないこともありますが、実際に海外にでて就労ビザを取るような場合、業務経験が非常に大切になります。

資格なら技術士より博士

まあ、これは当然ですが技術士や一級〇〇士というのはまったくプラスになりません。海外で認められた資格は博士のみですね。悲しいことに
名刺には技術士と書く人がいますが、外国人は技術士?なにそれみたいなところがあります。
ただ国際協力機構(JICA)がお客さんのときは技術士は非常に有効で、技術士を持っている人といない人では単価が異なっていたと思います
なので海外プロジェクトを目指す人は技術士をとることはお勧めいたします。

英語は資格より「できます!」と言おう!

海外プロジェクトは当然ながらメールも会話も文書もすべて英語でやります。英語ができないとまず無理です。しかしGoogle翻訳がかなり発達しているので実は本人ができなくても支障はないです。

TOEIC〇〇点や英検〇級といったものが無いからと言って、はじかれる、落とされる、ことはありません。
ただ、間違いなく「英語はできますか?」とは聞かれます。そこで「できます!」といえば落ちることはありません。
理由はよくわからないのですが、おそらくTOEIC〇〇点や英検〇級を持っていても話せなかったり使えなかったりする、英語アレルギーをもっている日本人に多いからだと思います。
なので「できます!」といって後でこっそり勉強すれば問題ありません。

海外MBAより会計士よりエンジニアは有利!?

実はエンジニアは海外プロジェクトで採用される確立が高いです。
理由は簡単で、日本にしかない技術が多いからです。
国際協力機構(JICA)だと日本の技術を世界に売ることが多いので、エンジニアだと「日本の技術だから、日本人の経験ある人を雇おう!」と普通に進みます。

しかし、公認会計士(会計士)やいま流行りの海外大学MBAというのは日本人で取られることはまずないです。
なぜかというと、会計士がいない国はないからです。
わざわざ、英語もカタコトの日本人採用しないですよね?単価も高いのに。

あと、海外大学院を出てMBAを持っている人もたくさんいます。
ほんとびっくりするぐらいいるので希少価値がまったくありません。

そんなことなので残念ながら事務職、経理の人、アドミとよく呼ばれますがそういう方は海外プロジェクトで活躍することはほとんどありません。
日本人本当に単価高いんですよね。
でもエンジニアなら、30代前半ぐらいで普通に採用されます。
お給料もめちゃくちゃ高いです。1000万は普通に超えます。


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