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木であゆ菓子を作ったら愛おしさがとまらなくなりました

こんにちは。
岐阜と言えば「鮎」そして「鵜飼」ですが、当店でも鮎や鵜をモチーフにした雑貨やアクセサリーは人気があります。

中でも好評いただいている「あゆ菓子」をモチーフにした木製のブローチやキーホルダー。木のスプーン作家の「スプーン榧・長岡かやさん」が作っている作品です。
なんとなくほっこりする、愛らしいあゆ菓子たち。かわいい。
この「木製のあゆ菓子」を自分で作るワークショップも人気です。

今日はわたしも実際に作ってみたのでレポートをお届けしますね。

実はこのワークショップ、カッターやナイフなどの刃物は一切使いません。なのでお子さんでもわりと気軽に参加していただけます。


1.木を好みの形に削る

まずは木を削って、好みの形を作ります。
木は数種類から好きなものを選べます。
その時によって種類は様々ですが、ヒノキや欅などの国産材がほとんど。岐阜県産材も多く使われています。

削る前のあゆたち。
ヒノキ材

ヒノキ材の香りが好きなので、ヒノキ材で作ることにしました。ちなみに、目の色も何種類かあるので、悩んでなかなか決められない方も…
わたしは青色の目で即決です。笑。

最初は画像のようにカクカクっとしていますが、これを紙やすりで削って滑らかにしていきます。どのていど削るかは好みで。
ヒノキ材は柔らかいのでどんどん削れます。楽しい。

ぷっくり鮎

実際のあゆ菓子の形に近づけるのも良し。
オリジナリティを出すのも良し。

わたしはぷっくりめの鮎さんにしました。おいしそう。


2.磨く

好みの形に削ったら、次は目の細かい紙やすりで磨きます。

紙やすりでごしごし

このひたすら磨く作業が、無心になれて楽しい!
ムラなく丁寧に磨くと、ツヤツヤすべすべに。どんどん愛おしく思えてきます。あゆ…好き…。

磨き終えたあゆ

角張った部分やざらざらの部分がなくなるように、丁寧に磨くのがポイントです。いい感じ~。

3.顔を描きます

満足いくまで磨き終えたら、顔を描きます。
目は最初から埋まっているので、ヒレなどを。好みでアレンジして模様を描く方もいますが、先生の作品を真似してシンプルな顔にしました。

顔ができたあゆ

コテで焼き後をつけて顔を描くのですが、これがなかなか難しい。
曲面だし、ゆっくり描くかささっと描くかで色の濃さが変わるので、慎重に…。平らな板で何回か練習させてもらいました。

顔が完成すると、いよいよかわいくてたまらなくなってきます。あゆ~!!


4、オイルを塗ります

顔を描き終えたら、オイルを塗ります。
今回使ったのは「クルミオイル」。

しっとりあゆ

オイルを塗ることで乾燥を防いで、しっとりとした仕上がりになります。
つやっとしたあゆちゃんもかわいい!

つやつやあゆ


使っているうちに、だんだん色が濃くなってきて、いい感じに経年変化も楽しめます。この時にはもう、あゆのこと好きすぎます。



5.完成!!

最後に仕上げです。
わたしはブローチを選んだので、先生が最後にピンをつけてくれて完成です。マグネットやキーホールだーも選べます。

ねじを埋め込まれるあゆ
ピンがついたあゆ


完成~!!かわいいあゆ菓子ブローチができました。
毎日つけたい!
自分で作ると本当にかわいくてたまりません…あゆ…好き…。
作業自体はとてもシンプルですが、選ぶ木の種類や目の色、どんな形に削るか、どんな顔にするかで、かなり個性が出て楽しいです。
あなたもオリジナルあゆ菓子、作りませんか?


さっそくつけました、あゆ。


あゆはかわいいけど作るのはちょっと…という方には、先生が作った作品がたくさんありますので、好みの子を選んでください。

作ってみると、作る工程や作業の大変さを知って、よりモノの魅力がわかるようになるし、どれだけ丁寧な仕事がされているかも伝わって、大切に使いたくなりますね。
1点1点手作りしている作家さん、本当にすごいです。
榧先生、ありがとうございました!


テツクリテでは暮らしがちょっと楽しくなるようなワークショップを開催しています。SNSでチェックしてみてください◎


それではまた。


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*岐阜県関市で自社製品の鉄製家具・雑貨とセレクトした雑貨を販売しているお店テツクリテのスタッフのnoteです。商品のことや日常のことを気の向くままに綴っています。

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