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プロ家庭教師になるには

◆プロ家庭教師になるには

遠回りに思えるかもしれませんが、まず塾・予備校で経験を積むのが良いです。なぜなら、プロ家庭教師の経歴の中で一番大事なのが塾講師経験と家庭教師での合格実績だからです。塾で自分の専門領域を作ってから、プロ家庭教師派遣会社に登録し生徒の紹介を受けて、合格実績を積み上げていくという流れがおすすめです。この場合、塾・予備校はいわゆる大手の方が有利です。経験年数は人それぞれですが、最低でも3年間は必要でしょう。年数が長ければよいかというとそうでもありません。大事なのは実力です。

◆プロ家庭教師とは

私なりのプロ家庭教師の定義ですが、「専門領域があり、教えることで生計を立てている(立てられる力がある)方」と考えております。専門領域とは、「カテゴリー×科目」です。例えば、「中学受験×算数」、「医学部受験×物理」といった自分の指導領域です。生計を立てているというのはメインの収入が家庭教師指導料ということです。

◆プロ家庭教師の年収(時給・相場)

では、プロ家庭教師の時給はどのように決まるのでしょうか。
弊社、中学受験鉄人会の場合ですと、最終的には面談の上、決めさせて頂いておりますが、弊社の時給一発診断でプロ家庭教師としての時給の幅を一発診断しておりますので、他社様ですでにプロ家庭教師として活動されていらっしゃる方は今の時給が相場と比較して正当なのか、また塾講師から転職(独立)をお考えの方は、自分の時給がどのくらいなのかがわかりますのでぜひご利用ください。

年収としては、弊社の実績でいいますと、トップ講師がフルコミットした場合は500万円を超える先生がいらっしゃいます。ここで、ひとつ注意点ですが、よくプロ家庭教師の求人情報で、年収1000万円以上や時給1万円以上などの表記をみかけますが、医学部受験のトップ講師ならあるのかもしれませんが、非常に稀なケースだと思ってください。プロ家庭教師のメリットはむしろ長く稼げるところでしょう。定年がありませんので、弊社の例で言うと60代後半の先生も活躍しています。塾や予備校ではそうはいきませんよね。
プロ家庭教師の年収については、こちらの記事で詳しくまとめていますのでぜひご覧ください。
「実はおいしいプロ家庭教師という商売」

◆派遣会社との付き合い方

プロ家庭教師になりたい方が気になるのが、どの派遣会社に登録すればいいのか。ということではないでしょうか。結論から言うと、最初はご自分の専門領域(中学入試・大学入試など)である程度の知名度のある会社数社に登録するのがいいと思います。会社によって社風もずいぶん違いますので、自然にご自分の性格とあった会社がメインになってきます。派遣会社とうまくつきあうことで、プロ家庭教師としての生涯年収はかなり違ってきますので、登録する前にこちらの記事をぜひご一読頂ければと思います。
「プロ家庭教師になるなら知っておきたい!家庭教師派遣会社との上手なつきあい方」

◆プロ家庭教師の個人契約

最後に個人契約についてです。家庭教師の個人契約サイトなどを利用して個人契約をする場合もあると思います。メリットは派遣会社を通すよりも時給が高くなる可能性が高くなること。デメリットは、お客様(指導をする生徒)がなかなか見つけられないことです。ただ、個人なのにいつも口コミで生徒をたくさん抱えている先生もいらっしゃいます。イメージで言うと、プロ野球選手のフリーエージェントが近いかと思います。塾講師・プロ家庭教師としてしっかり実績を積んでから個人契約をお考えになったほうが得策でしょう。プロ家庭教師の個人契約については、こちらの記事にメリット・デメリットを詳しくまとめていますのでぜひご覧ください。
『プロ家庭教師 個人契約のメリットデメリット』

このnoteでは、塾講師と比べて今ひとつ理解されていないプロ家庭教師という素晴らしい職業について書いていきたいと考えています。プロ家庭教師になりたい方はぜひ中学受験鉄人会へのご登録をお考えください。この記事が皆様とのご縁になれば幸いです。


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