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2021年7月の記事一覧
ジャージャン麺を通して読み解く東アジア
おはようございます。テツジンです。
これまで3回に分けて地域と地域を結びつける作法について紹介しました。
これから数回に分けて地域と地域を結びつける具体的事例を紹介していきたいと思います。
さっぽろ自由学校「遊」で、5月から月に一回、「越境する人と文化を通して読み解く東アジア」というテーマで、連続の市民講座を行っています。
今回、越境する食文化のジャージャン麺を通して東アジアを読み解いてみます
ラーメンを通して読み解く東アジア
こんにちは。テツジンです。
前回、ジャージャン麺の越境史について簡単に紹介しました。
今回、日本ラーメンの歴史について、現段階調べたものを紹介します。
数年前、文化人類学者の石毛直道が書いた『麺の文化史』を読み、麺の文化史について興味関心を持ち始めました。調べれば調べるほど、麺の文化史や食の文化史の奥深さを日々実感しています。
一言麺と言っても、たくさんの種類がありますね。身近な日本ラーメンの
インスタントラーメンを通して読み解く東アジア
こんばんは。テツジンです。
暑い日々ですね。
拙文を見た複数の友人から、「暑いのに、コツコツと書いてるね」とお褒めの言葉を頂き、嬉しいかぎりです。
一つの習慣かもしれません。疑問を持ったことについて納得できるまで調べることが好きです。
仕事・研究の関係上、日頃、常に何かを調べるルーチン作業を行っています。調べ始めたら、ついに無我夢中となり、暑さも忘れるほどです。
麺の文化史について調べる作業を進
担々麵(タンタンメン)を通して読み解く東アジア
おはようございます。テツジンです。
北海道でも、暑い日々が続いています!
夏になると無性に辛い料理が食べたくなりませんか?
その理由は、トウガラシをはじめとする辛味系スパイスの発汗作用が、関係しているそうです。
スパイスライフアドバイザーの大平美弥氏によれば、気温が高い夏は、汗をかくと体の熱が放出されて涼しく感じることがあります。なかでも、刺激的な辛みを持つトウガラシは発汗作用を促すため、トウ
辛ラーメンを通して読み解く東アジア
こんにちは。テツジンです。
前回の話に続き、辛い食べものについて書きます。
前回、夏になると無性に辛い料理が食べたくなる理由は、トウガラシをはじめとする辛味系スパイスの発汗作用が関係しているからだと説明しました。
今回、「辛ラーメン」について紹介します。
ここで、一つ質問です。
「辛ラーメン」と名付けられた理由は、なんでしょうか?
一見ばかげた質問を見て、怒る方もいる
ミニバレーを通して読み解く東アジア
こんにちは。テツジンです。
前回まで、麺の文化史について5回紹介しました。
食文化について、まだまだ紹介したいことが多く、今後また順次紹介したいと考えています。
7月23日の夜、オリンピックが開幕しました。それに合わせまして、一つスポーツ関係の事例を紹介したいと思います。
ずっと温めてきたテーマです。
北海道発祥のニュースポーツのミニバレーに着目して、東アジアを読み解いてみたいと思います。
ゲートボールを通して読み解く東アジア
こんばんは。テツジンです。
前回、北海道発祥のスポーツミニバレーについて紹介しました。
今回、もう一つ北海道発祥のスポーツゲートボールを紹介します。
ゲートボール(Gateball)は、5人1組の2チーム対抗で行われる、 北海道発祥のスポーツです。
1947年、当時北海道芽室町に在住していた鈴木栄治氏が、ヨーロッパの伝統的な競技「クロッケー」をヒントに、
戦後の物資不足する中、当時手に入る資材
スキーを通して読み解く東アジア
こんばんは。テツジンです。
暑い日々が続いていますので、たまには涼しく感じていただける話題を届けたいと思います。
今回、スキーを話題にしてみます。
スキーの語源は、ノルウェー語のシー(Ski)で、古代北欧語で割られた木を意味するシース(Skith)に由来します。
文献資料を調べてみますと
スキーの発祥としては、紀元前2500年頃から積雪期に交通手段、あるいは狩人が獲物を追って雪の山野を移動する
サッカーを通して読み解く東アジア
本日は、サッカーについて書きます。
このテーマもだいぶ前から温めてきました。
サッカーと言えば、皆さんは何を連想しますでしょうか。
オリンピック、ワールドカップ、中田英寿、キングカズなど連想できるのではないでしょうか。
私は、ワールドカップとキングカズを思い浮かびます。
まず、キングカズについてです。
キングカズのこと、元日本代表FW三浦知良が、2021年1月11日に、サッカーのJ1横浜FC
初の韓国人Jリーガーを通して読み解く東アジア
前回に続き、もう少しサッカーの話をします。東アジアのサッカー界において三浦知良(カズ)に匹敵する
もう一人のパイオニア的な人物がいると思います。 その名前は、盧廷潤(ノジョンユン)です。
盧廷潤は、初の韓国人Jリーガーです。
Jリーグ開幕当初を代表する外国人選手として、盧廷潤の名前を挙げる人が多いでしよう。
盧廷潤は1971年、韓国の京畿道仁川市(現・仁川広域市)に生
SMAPを通して読み解く東アジア
こんばんは。テツジンです。
スポーツ関連の話題について数回書きました。
その延長線上に、今回はSMAPについて紹介します。
なぜSMAPなのか?
たくさんの理由はありますが、
今回、(1)SMAPの語源について、(2)SMAPの越境性(主に中国への越境)について紹介します。
本題に入る前に、私のスタンスを表明します。
SMAPの解散から4年が過ぎましたが、今でも残念がっています。