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ゲートボールを通して読み解く東アジア
こんばんは。テツジンです。
前回、北海道発祥のスポーツミニバレーについて紹介しました。
今回、もう一つ北海道発祥のスポーツゲートボールを紹介します。
ゲートボール(Gateball)は、5人1組の2チーム対抗で行われる、 北海道発祥のスポーツです。
1947年、当時北海道芽室町に在住していた鈴木栄治氏が、ヨーロッパの伝統的な競技「クロッケー」をヒントに、
戦後の物資不足する中、当時手に入る資材からスティックとボールを手作りし、子供たちが気軽に楽しむための遊びとして考案したことがはじまりとなっています。
高度経済成長に高齢者向けスポーツとして爆発的に流行、現在では日本だけでなくアジア各国にも普及しており、特に中国大陸で人気があります。
日本で発祥してから約70年、現在では50以上の国と地域の人々に愛される、国際的スポーツへと成長を遂げました。
しかし、恥ずかしいことですが、
以上のゲートボールについての基礎知識は、2008年まで知らなかったです。
2008年、一時故郷のハルビンに帰省した際に、知人が住む亜布力(やぶり)という地域に遊びに行きました。
亜布力は、ハルビンから約198kmを離れており、黒竜江省の観光名所、特に国内有数のスキー場として知られています。
亜布力(やぶり)駅
そこである風景を見ました。
年配の方数名が真剣にあるスポーツを楽しんでいました。
リーダー格の方に聞いてみました。
これはどんなスポーツですか。
「门球 mén qiú」
「ゲートボール」です。
日本の<ウチ>では、気づかなったゲートボールを、
日本の<ソト>で見かけて、気づきました。
つまり、私は、黒竜江省で北海道を再発見しました。
その時、痛感しました。
東アジア地域を探究するのに、
<ウチ>と<ソト>両方の視点が必要!
ミニバレーに続き、ゲートボールも北海道発祥のことを知り、より一層北海道に親近感を覚えました。
参考資料
・公益財団法人ゲートボール連合公式ホームページ
http://gateball.or.jp/
・中国门球网(中国ゲートボールのホームページ)
http://www.menqiu.com/
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