Leica R8 & Vario-Elmar-R 35-70mm/f3.5 快晴のUltramax400
前回に引き続きKodak Ultramax400ですよ!
青のクセがすごいことでお馴染みのUltramax400は、快晴の時にこそ真価を発揮します。
快晴のUltramax400は、非常にフィルムらしいノスタルジックな色合いと高コントラストのナウいヤングな写真を吐き出します。
ということで、我が家族が大好きな温泉の近くにある廃校を撮ってみました。
青い!とにかく青い!青のクセがすごい!
これぞUltramax!
そしてVario-Elmar-R 35-70mm/f3.5の、コントラスト強め&くっきり画質との相性抜群!
どうですか?このバキバキの描写と青い空。
LeicaR8のAモードで露出は全任せですが、ほぼ完璧かと。
打ち捨てられたゴールポストと廃校舎、そして緑の塊。
時間は冬の16時ごろ、冬にしては珍しい快晴で、何とも言えないコントラストの光が降り注いでいます。
日陰が青になるのはおなじみの光景。
でも冷たい感じがしないのが、Kodakなんですよね。
往時を忍ばせる教室内の掲示、中国山地は廃校に次ぐ廃校で、このような景色が随所に見られます。
悲しいなあ。
逆光は駄目ね。だいぶ日が落ちてきた・・・
デジタルデータ化するとけっこうな青さですが、プリントしてみるとここまでの青々しさではありません。
おそらくホワイトバランスの取り方でしょうね。
「これは二度美味しいということじゃないか!」・・と思えた人は防湿庫にレンズがいっぱいあるはず(笑)
これぞフィルムでしか撮れない写真。
そう、フィルムならね!
こう見てくると、やはりフィルムは哀愁を掠め取ることが出来ますね。
廃校のくすんだ感じが良く出ています。
デジタル写真とフィルム写真の違いが何なのか?
この辺はこれから勉強していきたいです。
やっぱりUltramaxは良いぞ。
戯言
同じ被写体をデジタルカメラでも撮りました。
といっても超望遠レンズでのスナップ撮影という通好みの写真ですが。
見比べてみると、全然違う写真ですよね。
どちらが良いとは言えませんが、見てくださった方の第6感を刺激して、夜な夜なマップカメラのサイトを徘徊するようになってくれれば幸いです(笑)
最近、カメラ業界は元気ないですからね。
結局、スマホがあれば、カメラという機能の充足率は90%近く賄えるんですよ。
僕の友人も子供の写真はスマホで撮ったものだけ、たまにスタジオアリスで記念撮影するくらい、そんな人が多いです。
娘の保育園の運動会に行った時だって、三脚立てて200-500mmレンズを構えていたのは僕だけで、9割がスマホでしたし。おかげで注目の的でした。
だからこそ、今フィルムなんですよメーカーさん!
もはやカメラではiPhoneに勝てません、一般人がA4プリント以上することなんてまずありえません。野鳥も列車も撮りませんし、強いて言えば食べ物かペットくらいです。
それに今や動画の時代、4Kや8Kフォトが一般化すれば、もう誰でもハイアマチュカメラマンですよ。シャッターチャンスは逃しようがないですし、どうせAIがピントばっちり合わせて、勝手にHDR化してくれます。
だからこそ、今、フィルムなのです。iPhoneはフィルムカメラに決してなれません。なんせフィルム入れるところがないですから。
どうですか?あの世界一の企業であるAppleに一泡吹かせてやりましょう。相手にされていないといえばそうかも知れませんが、あんなに薄いんだからフィルム入れるなんて不可能です。
ということで、僕は言いたいのは『フィルムカメラ業界が盛り上がれば、フィルムと現像代が安くなるんじゃないか』ということだけなんですよね。
最近また値上がりしたので、もう当分レンズ買えない(T_T)
どうか、中国でフィルムカメラブームが来ますように!
サポートいただきましたら、すべてフィルム購入と現像代に使わせていただきます。POTRA高いよね・・・