見出し画像

「ノイズのソムリエ」に、俺はなる!平成元年度東大総長告辞

「ノイズのソムリエ」ときた、今年の東大総長告辞。

「多様性 diversity」&「包摂性 inclusiveness」と知とこれから、がテーマか。10回くらい読み返し甲斐があります。

五神総長の式辞等には多様性はずーーっとでてきたけど(あとデジタル・サイバー空間とか)、包摂性、インクルーシブが出てきたのは初??なんじゃない?

ダイバーシティ&インクルージョン推進NPO法人GEWELの理事をやっている身として、嬉しいくありがたく無茶苦茶勉強になります。

インクルージョンではなく、インクルーシブネスなのもいい。

「ノイズのソムリエ」に、俺はなる!みたいな気持ちでいっぱいです。



以下引用。

「大量生産・大量消費の時代に切り捨てられがちであった、個々の違いを丁寧に汲み取り、多様な人々がそれぞれの強みを活かしうるインクルーシブな社会が実現する可能性があるのです。」

「異なる価値観をもつ人と顔をつきあわせて語りあい、大きな譲歩や転換も恐れないことが必要なのです。たとえ必ず正しいと信じる考え方が自分にあったとしても、それを押しつけてはなりません。相手の考えと重ねあわせることができる理想のかたちを、真摯な対話によって共に探すのです。社会全体のバランスや、弱者や少数者への配慮を忘れずに、より良い「共生」を目指す態度こそが、「包摂性」の基礎です。そこに多様性を尊重する意義があるのです。」

「違いやズレを見落とさずに、ノイズを読み取るには、感性と想像力が必要です。その育成は、排外主義や自国第一主義が目立つ現代だからこそ、より重要になってきているのではないでしょうか。個の違いに対する鋭敏で豊かな感受性は「包摂性」を追求する上で、不可欠の前提なのです。」

「ノイズの中には、大発見に結びつく宝があるかもしれません。それを見分けられるような、いわば「ノイズのソムリエ」を目指してもらいたいのです。そして地球と人類社会の持続可能な発展に貢献してほしいのです。」


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?