バンコク・ミラクルトランジットホテルのオススメ度は?
バンコク・スワンナプーム空港で9時間のトランジットを経験しました。旅行だったらラウンジホッピングか、一旦入国して街ブラですが、今回はトランジットの間に動画収録等のお仕事があり、静かなところで過ごしたいと思っていました。白羽の矢が立ったのはミラクルトランジットホテル。さて、その使い勝手はどうだったでしょうか?
注:写真はミラクルラウンジで、ホテルではありません。今回の内容もあくまでホテルの話。ミラクルラウンジはさまざまブログ等で書かれていますが良さげです!内容は2024年11月11日時点です。
はじめに結論!
オススメ度は・・・・・・・・・・・・
10%です! 断言します!
100じゃないですよ。10%です。つまり、自分は二度と使いません笑。
なぜか?10%のオススメポイントと、90%の非オススメポイントをご紹介します。
オススメポイントは?
これは1つしかありません。空港の外に出なくて良い、つまり入国しなくて良い点です。
スワンナプーム空港のトランジット用滞在施設といえば、高級感あふれるノボテルスワンナプームエアポートや、カプセルホテル同等のボクステルや○○(忘れてしまった汗。宇宙船のコックピットみたいなやつ)があります。しかしいずれも入国しないといけません。ミラクルトランジットホテルは制限区域内にある唯一のホテルです。
はい、これだけです笑。
非オススメポイントは?
では、お待たせしました。実体験に基づく、ミラクルトランジットホテルの「?」をご紹介します。
①場所が謎
降機してから、予習なしで迷わずたどり着ける人はいないのでは?
この先書く内容を読んでもなお使いたいという方のために記しておきますと、目印はA2です。コンコースAのA2ゲートを目指しましょう。
空港内にはラウンジ(ミラクルラウンジ等)の案内はそこかしこにありますが「トランジットホテル」の文字はありません。
コンコースAに入ると、現在工事中っぽくて進めるかどうか不安になります。通路が左右にありますが、左側の通路をひたすら進みます。いかにも工事しているかのような通路を抜けて不安になりますが、突き当たりにミラクルラウンジ。なんとその中のエスカレーターを上がるとホテルに行けます。謎すぎます。ちなみに私は空港に到着してからたどりつくまで1時間かかりました。
②ホテルの概念が吹き飛ぶ
トランジットホテルなので4時間、6時間などの時間予約制です。部屋はスタンダードとデラックス。説明によるとスタンダードはシャワー共用、デラックスは各部屋にあるとのことで、迷わず後者へ。6時間4,000バーツ(18,000円弱)なり。ロビーになんちゃってビュッフェがありますが、ないと思ったほうがよいレベル。
部屋の写真はごらんの通り。
えー、きれいじゃん。そう思いますよね。どこに問題があるかというと
空調がコントロールできない。私が使った時は冷風が出ていまして、部屋にたどり着いた時は暑かったのでちょうどよかったですが、その後は寒くなる一方。しかし止めることも温かくすることもできません。
さらに、隣の音は丸聞こえ。てか、壁薄すぎない?隣室は家族連れっぽかったですが、大声ではしゃぐ声が筒抜けです。つまりうるさい。ちなみにドアも薄いようで廊下の声もダダ漏れです。
さて、充電するか・・・あれ、コンセントがまったくない!
いや正確には電気ポットがあるからコンセントあるんだけど、机やベッド周りにはまったくない。これはまいった。
そういえば、テレビがないな。アゴダの説明にはテレビがあるように記されていたし、普通空港のホテルには発着案内があるはず。だってないと困るよね。
シャワーは、まああんなもんかな。なかなかお湯がでなくて凍えるかと思いました。
冷蔵庫には無料のミネラルウオーターとオレンジジュース、スナック。これはまあ良し。
でもこれで6時間18,000円はちょっとなあ。
長時間トランジットなら・・・
数多くのブログやnoteで書かれている通りです。
寝床を捨て、街へ出よう!
ですね。中心部にいってご飯たべたり買い物するには9時間は十分です。
それ以外はラウンジのテーブルを確保するか、仮眠室に駆け込むか(あるのは知っていましたが、すべてのラウンジにあるわけではないので)、近隣のホテルへデイユースを頼んでみるかですね。
いずれにしてもあのホテルが大幅に生まれ変わらない限り(そもそも長時間トランジットをバンコクですることは、ほとんどありませんが)使わないでしょうね。でもいい経験しました。何ごともネタです笑。