けっしてバカにしている訳ではないんだ
早朝にしばしば散歩、気分がよければジョギンをする。
そんなある日に見かけた光景がこの写真。
おじさんがイメージしている姿、理想の形は何となくわかるよ。おそらくヨガのポーズだと思うけれど。でも、何かが違う。理想と現実のギャップ。
百獣の王こと、武井壮さんの言葉「プロのアスリートでも、思い通りに自分の体を動かすことは難しい」、その意味が少し分かる。
これは他人事ではなくて、半ば自分への教えとして受け取っている。自分ではよく出来た!と思った仕事が、イマイチ受けが良くなかったり、こんなもんかなと、ユルく届けたものが喜ばれたり。自分の評価と世間のそれが必ずズレるのは、なぜかと時折考える。
自分を褒めて評価してくれる人に囲まれれば、毎日ハッピーだろうが進歩がなくなりそうで。かといって、否定人間ばかりの中にいると、きっとメンタルをやられそうだし。辛辣な意見をくれる友達が数人と、同業者のライバルがちらほらいる、という環境がベストなのかも。
何事も「バランスが大事」とは言うが、口で言うほど簡単でもなかったりするのだ、このヨガおじさんのようにね。そう、バランスは難しい!
色々考えさせられるシーンだったけれど、少し微笑ましくも感じた次第です。
追伸:ちなみに、ロバート・キャパの出世作、スペイン内戦で撮られた「崩れ落ちる兵士」のパロディーではないので、念のため。
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