見出し画像

段ボール工作のダンプトラック 大活躍中

男子は乗り物が好きですね。

今まで園で、車が好きな子どもたちには、もちろんたくさん出会っていました。
電車派?車派?
家の子どもは重機派です。そして近頃は、飛行機派になりつつあります。
海が身近なので船も気になっています。

今まで私は、これら乗り物好きは、親が「男の子って言ったら車よね!」とかなんとか、おもちゃや本を買い与えることで出来上がるものかと思っていました。
それが何となく面白くない私は、乗り物柄の持ち物を、“あえて”さけていました。

しかし・・・
息子は、車に興味を持ちました。
当然、ふつうに生活しているだけで、車を見かける機会はあるし。
日常の足として、車も使うので。
動くもの。というところが興味につながったのでしょうか?

私はあえて幼児語をあまり使わないようにしていたので。
「ぶーぶー」とかではなく。
「ばしゅ」「ばぃく」と言いはじめた1歳の息子は、「くーま」とも言っていたのですが。
いつの日からかそれらをまとめて、「ばっく」というようになりました。

なぜ?とは思ったけれど、いろんな乗り物がたくさんあるから、まとめた言葉があると便利。という発想と、それを決めて、何も躊躇なく伝えてくる、そのおおらかさ(なのか??)には、気持ちよさを感じました。
そして重機は、「ばっくがーがー」
工事の音を付属させて、特別感を出したものでした。

そんな息子に、工作好きの夫は、木材でショベルカーをつくり、家にあったワインの箱で一輪車をつくり、段ボール箱でダンプトラックをつくりました。

画像1

↑家にあったワインの空きケースでつくった一輪車

画像2

↑ショベルカー かなり本気の作品 当然、砂地や土の上で遊ばれています


これらの中で一番長く上手に遊ばれているのは、ダントツに段ボールのダンプトラックです。
だいぶくたってきましたが、約1年活躍しています。

【活用方法】


・彼の居場所として
その存在が、彼の子ども部屋のようで、怒られた時のクールダウンスペースになっていることもあります。

・好きなイメージで好きな乗り物として
なかなかに大きいそれは、なんにでも変身して、日々遊びに生かされています。
「のってくださーい!」と、荷台に乗ることを要求されたり。↓

画像3

バスだったり電車だったり。その時のイメージで、どこかに連れて行ってくれます。


「ひこうきだよー。」「ヘリコプターだよー。」「ふねでーす。」と、車という枠にも収まらずにその時々の好きなものにイメージを変えて運転しています。

友人の田んぼで遊んできた翌日には、「田んぼに行ってパンケーキを焼いてきまーす。」と、日常の出来事も生かされます。


鍋を洗濯ばさみで止めて何をしているのかと思えば、「ホイールローダーにしたよ!」と。↓

画像4


「タイヤがあるといいんだけど…」とか、「ぴっかーん(ライト)つけたい!」とか。
リアルを追求したいようなことも言い、保存容器の丸いふたを見つけ出しては「これつけて!」と言っていたり。

画像5

↑リクエストに応えて、ライトをつけました

画像7

↑石をたくさん積みこんでいたので、なにやってるの?!と聞いてみると。「ブレーキとアクセルだよ!!」とのこと。確かに。(多すぎるけどもww)あるものでよく考えます。


ざっくりしたつくりのそれは、いろんなものとして息子の遊びの中で大活躍をしています。
つい先日は、納豆の丸い空き容器を横にたくさん並べて、「キャタピラーつけたよ!」と言っていました。


使い方が一つでないもののほうがおもちゃとして優秀。というようなことを、保育の中ではよく聞きます。
確かにそうでした。
なんとなくの形からのイメージに、自分の思いや空想をのせられることは、長く遊べるおもちゃの条件のようです。

そして近頃トラックの荷台に乗せられているのはこの箱。↓

画像6


「ふねをのせてるんだよー。つりにいくんだ!」だそうです。
結局はただの箱でいいのかもしれません・・・

#車好き #男子子育て #子どもの遊び #重機 #段ボール #段ボール工作 #乗り物 #手作り #工作 #空想 #ファンタジー #長く遊べるおもちゃ #自由な発想 #自由な遊び

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?