沢山のスキに震える
一昨日アップした漫画投稿の「スキ」がどんどん増えて、今までにないアクセス数をたたき出しているのでドキドキしている水谷です。
おはようございまする。
今まではTwitterやブログ、インスタにちくちくと4コマを更新したりしていたわけですが、今回は結構本格的に漫画を描いて投稿してみたのでした。
SNSにぽいぽい作品を投稿していたときは、イイネやアクセス数を見て一喜一憂するぐらいで、投稿ボタンを押すときに緊張したことはありませんでした。これを見た人はどう思うだろう?とか考えたこともなかった。
でも今回の投稿はすっごい緊張しました。こんな内容、みんな引くだろうかとか色々考えてしまいました。でも予想以上に素敵な反応が多くて泣きそうです。いや、泣いてる。
この漫画を投稿して、自分のfacebookとかでも近い友人等にこれを読んでもらったんですけど、面白かったのが「共感」してくれるタイプと「自分にはわからないけどこんな世界があったのか」という反応をするタイプがいることでした。
多分共感してくれるタイプは、恐らく同じ「自閉スペクトラム」を持っている人なんだと思います。ただ「障害」まで至っていないとか、至っていたことがあるけど今はなんともないとか、もしくは今そうなんだけど隠しているとか、そんな感じ。
で「自分にはわからないけど…」というのがまさに、マンガのなかでネコになっている『定型発達』の方々なんだなぁと。
自閉スペクトラム症の特徴として、「自分がそう思っている事は他人もそう感じているに違いない」という思い込みが定型の人と比べて強い…という事があるようです。だからこの違いが顕著に見えたのは自分にとって本当に面白い発見でした。
『私が生きるこの世界を分からない人はやっぱりいるんだ!』って、新しい世界が見えた気がしました!だって、私は今までみんな同じ世界を生きてると思っていたんです。
私はAPD(聴覚情報処理障害)というのを多分持ってると思うんですが、これは雑音の中から必要な音を取り出す能力がすごく弱い人なんです。
ざわざわしているところだと、全ての音が同等のレベルで頭に入ってくるので会話することがすっごく疲れる。学生時代の飲み会なんて地獄でした。向かい合って話している人と対話したいのに、前後左右の会話全部が頭に入ってくるから話に集中出来ないんですよね。
でも周りの人たちはそれぞれ少数の固まりの中できちんと真剣な話やバカ話に花を咲かせていて、気が散って話に集中できない自分をどうにか変えようと必死でした。でも、これもまた多分、私にとって生まれつき出来ないものだったんです。それを知らなかったから、周りが出来て自分が出来ないはずがないとどうしようもない努力をしていました。
「自分が感じている世界はみんなも同じに違いない」特性が多くの足かせを自分に付けていたんだな、と今回のマンガの反応ではっきりわかったんです。
でもそもそも「自分が出来ない事を普通にこなしている人」が私と同じ世界を生きていなかったんだ…と思ったら、正直、なーんだ、という感じです。
そして定型さんがこの漫画を読んで「そんな世界があるんだ」と逆に知るきっかけを作れたのもすごく嬉しいです。
…さて、この記事を書き始めたのは
というお題があったからです。
私は結構、ずーーーっと文章なり、絵なり、なんかかんかの創作活動は継続しています。
それはPCであったり、スマホであったり、紙とペンであったり、様々で。
創作するときは音の無い環境じゃないと音の情報に頭持ってかれるので基本的に無音ですし、特定の道具にこだわりもなく。でも、創作する上で本当に本当に必要なものがあります。
それは、自分自身のモチベーションと、「ひとりのじかん」です。
「ひとりのじかん」
母親になってそれは大きく失われました。
基本的には早朝が私の「ひとりのじかん」です。最近は下の子も幼稚園行き出したので、だいぶその時間が増えました…おかげで、今回の投稿作もじっくり向きあえました。
アイテムというには微妙かもしれませんが、本当に、本当に、マストです!!!
たまに子どもと一緒の空間でipad使って描いてるって投稿とか見るんですけど、私にはそれ本当に、無理です!凄い!
そしてモチベーション。
ただの独り言みたいな文章ブログ(今回のもそう)にモチベーションはさほど必要なくて、こういうのは勢いと想いさえあればよいのです。ほぼ勢いだけで書いている。
でも、小説やマンガにはモチベーションかなり必要なんですよね。その時のモチベーション発生源って、「読んでくれる人」なんです。
(たまに書く小説もね、いつも大好きって言ってくれるそこのあなたがいるから書けるんですよ…!)
…そんなわけで、今回のマンガ。
温かい反応が本当に沢山あったので、私もっと頑張りたい!という気持ちにさせていただきました…!読んで下さる誰かのために、また描いていきたいと思いますのでどうぞよろしくお願い致します。
そんなマンガ投稿はこちらです。読んでない人は覗いてみてね…(小声)
インスタ漫画もちくちく描いておりますが、それも「この情報があって助かる」「嬉しい」という書き込みやメッセージを頂いているから続いています。
インスタでは、今回noteに載せた漫画の世界の後半あたり…本を読んで自覚した後ぐらいの、療育に関わり始めたころの情報発信や発達障害のわかりづらい困り感を漫画にしています。似たような境遇で子育て中の方、わからなくて不安な方の手助けに慣れたら嬉しいです。
「知らなかった」「知れて良かった」「ありがとう」「助けられました」
読んでいただけること。
そしてそういう言葉を頂けることこそ私の創作のマストアイテムです。
こちらこそ、読んでくれる皆様、ありがとうございます。…と、いう話でした。
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