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学校がもし海だったら

ハナが一週間に1回ぐらい学校を休みたがる時期があった。

そのときに、それを認めてあげたくて描いた漫画。

しろくまは海が嫌いなわけじゃないんだよ。
行きたい日と、行きたくない日があるだけ。

それは悪いことではないでしょう?
だって、海にずっといたら息が苦しくなってしまうから。

でも、魚は、逆に海から出る方が苦しい。

どちらが正しいとかなくて、それぞれ違う、それだけなの。

しろくまと魚なら、魚の方が数は多いけど

だからって魚が正しいわけではないでしょう?

しろくまだって海に潜りたくない日ぐらいあるよ。
陸上でゆっくりひなたぼっこする日があってもいい。

そして海から遠く離れた世界で生きる生き物もいるの。

どんなに数が多くても、魚の常識が世界の常識じゃないの。
それぞれの命に、それぞれの常識を持っているの。


学校が楽しくて毎日行きたくて仕方ない子がいることも

たまに行ければいい子がいることも

全くもって合わない子がいることも

どれも全部当たり前で、それでいいことだと思う。


冬休み、不登校児の親はとっても気持ちが軽いと思う。
でも本州の方は今日が始業式なんだね。

「学校があるのに子どもが休んで家にいること」

そんなことに後ろめたさを感じない世界になってくれたらいい。

うちの子はしろくまだ、とか

いっそカブトムシだ。とか。

少しでも気持ちが軽くなる材料として発信出来ていたら嬉しい。

今回の記事は、おだんごさんがこんな記事を書いていたのをきっかけに書きました。


↑こちら、おだんごさんの記事を否定するつもりで書いたつもりはなかったのですが、おだんごさんの中で、表に出さない記事にすることにしたとのことで非公開になっています。


うちの子も、自閉症の診断がついている。

自分の親相手でも、伝えられていないことがある。

「もしも辛い言葉が返ってきたら」と想像したら苦しくなるから。


でも、そんなあなたの娘にも自閉症の診断がついてるよ。

色々勉強したらね、多分、お父さんお母さんも相当その傾向があるよ。

「知らないだけ」で自閉症を持っている人はもっとたくさんいるんだよ。

違うことを恐れないで欲しい。
否定しないで欲しい。
認めてほしい。

自閉症は病気ではなく、先天的な「脳の発達の違い」。

大多数と、生き方や考え方がちょっと違うだけ。

みんな笑うし、みんな怒るし、みんな泣くよ。


同じなんだよ。


生きやすいのがそれぞれ違う世界なだけで


みんな精一杯、生きているよ。

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