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からころセルフワーク*抽象と具体⑵*

・お話のつづき

本来のわたしから、今ここに生きる

アレクサンダー・テクニーク
(自分のつかい方)を分かち合いたく
綴っています。

中井敦子さん(先生)のオンラインクラスの
つづき…

敦子さんは、美術教室の先生でもあります。

次は“木”という抽象的なワードをもとに
かんたんな絵を描いてみました。

わたしは絵心ないけれど、
いわゆる大木をノートに描きました。
画面越しにお互いの木を見せ合いました。

敦子さんの生徒(子どもたち)の紙版画の木々も共有画面でみせてくれました。

大きな力づよい木、小さくて繊細な木…
さまざまでおもしろい。

その後に、有名な画家(ゴッホや等伯まで)たちの木をモチーフに描いた絵画をみました。

筆のタッチ、濃淡、色あい…

おんなしようには描けないけれど、どんな風に描いたのかを味わってみました。

ゴッホの描いた木を味わうと…

幾層にも絵の具が重ねられ、
奥は暗い色、手前にくる程に明るい色になっています。

手前の明るい色に焦点を当てると

わたしは眩しい光が入って来るようでした。

後に、奥の暗い色に焦点を当てると

わたしには、何だか落ちついてホッとしました。目も落ちつくというか。

おもしろい。

人によって、感じ方も異なります。
(暗い気もちになるなど…)

他の画家の絵画も味わってみて〜

さいごに自分とっての木はどんなだろうと
一人ひとりが味わってみました。

わたしは、それぞれの木に触れたときの
質感だったり、エネルギーだったり、活き活きさだったりが異なっていたなあと思いました。

自然と思い起こすように、木の幹や枝の曲がり具合をノートに描きました。

さいしょに描いた木とは全く異なりました。

それは、木という
抽象的なワードから呼び起こしたものを

具体的に味わい・体験することで

わたし(個別)のものとなったからです。


アレクサンダー・テクニークもおんなしで、

あたま・首・脊椎…といった抽象的なワードから、プライマリーコントロールを呼び起こし、具体的に体感するものです。


ああ、だから、学ぶ上で
おもしろいのか!


つづく…?

22/3/2022,mayumi@kyoto

よんでくださって、ありがとうございます:)


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