わたしスペース*質感*
・今日のおはなし
本来のわたしから今ここを生きる
アレクサンダーテクニークを実践しています。
わたしら(パートナーと)が
こよなく好きな場所、近江八幡のラ・コリーナへ訪れました。
定期的に訪れたくなる場所なんですね~
このジブリの世界のような建物は
建築家の藤森照信さんが手掛けたもの。
土壁と草屋根、栗の木など自然の素材が
ふんだんにつかわれて、
左官さんから従業員の方まで、多くの方が携わったのが建物からも伺えます。
初めて訪れたときは、理想の建物が
もうすでにあったんだ!とこころ動かされました。
わたしかは元々、土壁が好きで、空間を作るなら、こんな土壁(藁をおり交ぜたやさしい風合い)がいいなあと思っていました。
手で触れるとザラっとしていて、あたたかみも感じられます。
この触れることなのですが、
わたしは五感の中でもとくに“触覚”に敏感で、肌や口に触れるものには気を配っています。
人によって、五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)でもとくにこの知覚というものがあるかなと思います。
なので、わたしの場合は、触れるものによって、こころも動きやすいです。
この建物は、他にも珪藻土、栗の木、炭、焼き杉、鉄など使っていて、
木も一枚木や一枚板を使ったりと直線というより、一つひとつ曲線で、触れていると
からだも自然とゆるんでいきます。
わたしらは色々な材質に触れながら歩いたり、座ったりしました。
とくにここで、口にする焼きたてふわふわの
カステラやバームクーヘンも絶品です。
質感や食感は、触覚にあたりますが
何かが手や口に触れて、触れたところから
対象のものを知覚(触覚)します。
触れるとき口にするときに押さえつけたり噛みしめると、逆に感じとれません。
わたしは右手と左手を合わせたときのような
質感を大切にしていて、どちらか片方が
一方的に力を加えると感じとれなくなります。
力の圧というより、質。
わたしと対象(相手)が
共鳴、呼応しているか。
アレクサンダーテクニークにおいても
このことは大切です。
先生が相手にいきすぎていないか
生徒は先生に任せきりにしていないか
レッスンでは、役割はちがっても
立場はおんなしです。立ち位置がちがうだけです。
その共鳴や呼応から
何かが立ちあがってきます。
そういった場がとても好きです。
滞在時間は短いものでしたが
ラ・コリーナの場を満喫できました。
年月を重ねるごとに、建物自体や周りの景色とも馴染んできて、くすんできてもいい感じです。
あらたにちがう建物も建設のようで、訪れる度にあらたな顔にも会えます〜
季節ごとにまた訪れたいです。
1/3/2022,mayumi@kyoto
よんでくださって、ありがとうございます:)
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