見出し画像

2020年代をポジティブに生きるために大事なこと

前回のnoteで、2020年代はどんな時代になるのだろう、ということを考えてみたのですが、DIGDAYの記事の中で同じような認識でコラムを書かれていたので、そこから自分なりの考えを深めてみようかと思います。

大変革点としての2020年

NEW STANDARD株式会社の代表取締役社長の久志尚太郎さんという方のコラムです。

「オルタナティブ」や「カウンター」としていままで捉えられていたものが、「国際的なアジェンダ」としてセットされて、私たちのライフスタイルにメインカルチャーとして浸透していく。2020年は、まさにそうした新しい基準や価値観への移行が顕著になるでしょう。
それを象徴する言葉のひとつが、「SDGs(Sustainable Development Goals)」。さらに、テクノロジー的な側面としては「5G」や「AI」、マーケティングや経営の観点からは「OMO(Online Merges with Offline)」や「CX(Customer Experience)」、「D2C(Direct to Consumer)/DNVB(Digital Native Vertical Brand)」などが、これまで以上に欠かせない当たり前のキーワードとなると思います。2020年以降、これらを巡って大きな変化が訪れる。
ただしこの変化は、一気に雪崩を打って、引き起こされるようなものではありません。今後5年から10年くらいをかけてじわじわと、しかし確実に変わっていくものでしょう。完全に移行した段階で、「全然違った時代になったよね」というように捉えられる変化です。つまり、基準や価値観が変わってしまうのです。2019年は日本にとっては、SDGs経営元年でした。そして2020年は、ブランドやコミュニケーションを通じて、時代のアイデンティティとして新しい基準や価値観が、私たちのライフスタイルに浸透しはじめます。

私よりも10歳くらいお若い方だと思いますが、時代認識として私が思っているところとかなり近いイメージかなと思います。

前回も書きましたが、
<バブル景気を頂点としたその後の20(30)年は、実際のところ停滞した時代ではあったけれども、2020年以降の変革のための準備・助走期間だった>
今から10年後の2030年代から振り返ったとき、そう評価できるような2020年代にしなくては、というのが私の時代に対する課題認識です。

ただ現実を考えるとポジティブな要素よりもネガティブな要素に押し出されるようなかたちで変化せざるを得ない、そういう形で変化がなされていくのかなと感じてもいます。

その背景は、人口減少であり、社会の高齢化であり、中小企業問題でありとうことなのですが、だからこそポジティブに変化を捉えていきたいという思いもあります。

時代の変化をポジティブに受容するために

1. 「分断の時代」の意味を見直し、ビジョンを打ち出す
2. 「新しい基準」を前提に、ビジネスを構築する
3. 「CX=商品」と考え、ストーリーを語る
4. いままでの常識を超えて、「変容」し続ける
5. 新旧の価値観において、足を引っ張りあわない

こちらの記事ではマーケティングという観点から必要な5つの視点という風に述べられていますが、もう少し大きく社会全体に当てはめてみても通ずる視点なのではないかなと思います。

これからの時代の潮流となる概念や基準を理解し、個の価値観の違いを許容しながら、変化や変容を捉えていく。

ざっくり要約しながら解釈すると、こういうことになるかと思うのですが、この変化をポジティブに受け入れて良き時代を作っていくために、今大事なことはなんなんだろう、それがここ最近私が考えていることです。

個を磨く

私自身はあんまりどちらかという決定論者というか環境論者なので、俺が俺の人生と運命を切り開く!みたいなマキャベリズムな発想はあまりないのですが、その断りを入れたうえでさらに、

自分(や自分の組織)とは何者で、何を目指し、そのために具体的にどんな行動をするのか、ということが極めて大事な時代になっていると感じています。

ビジネス用語的にいうなら、

戦略をもとにヴィジョンを定め、マーケとクリエイティブの力を駆使しコミュニケートしながら、規律と情熱を持って行動する

とでもいいましょうか。

よりシンプルにいうなら、個人も組織も徹底して個を磨かざるを得ない、そんな世の中が待ったなしに訪れようとしている。そんな感触です。

3. 「CX=商品」と考え、ストーリーを語る

noteでも度々ご紹介させてもらっているように自分自身が取り組む事業でもここ数年来、この観点でずっと取り組みをしてきていますが、ストーリーを生み出すということすなわち、「自分が何者で、何がしたいのか、真摯に向き合う」ことから始まるし、そのために「努力を積み重ね」ないと生き残ってすらいかれない。

事業経営に携わる者として、リアルな感触を持ってそう感じています。

経営論やブランド論、マーケ論などでは口を酸っぱくして言われるような話なのですが、理論や学問としてでなく差し迫った課題としてやるかやらないか、Do or Die くらいの感覚です。

多様性も、強い個から生まれる

もうひとつ、大事な概念として多様性というものもあげたいと思います。

こちらも時代の変革という文脈の中で度々語られる言葉ですが、一つ一つ個性のはっきりした強い個がなんらかの目的のもとに集まって力を合わせるとき、多様性の持つ本当の力が発揮されるのではと考えています。

多様性のパワーというのは、直面する危機に際して岩をも砕く強い力にもなるし、じわじわと染み込む水のように、粘り強くしたたかに何かを変えていく力にもなると思っています。

自分たち自身、そして日本の社会が、そんな力を発揮して、粘り強く未来を切り拓いていく。2020はそのために費やす時間にしたいと思っています。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?